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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 変更点とアップグレード » バージョン 10.0.0 の新機能 » SQL Anywhere » 新機能

 

バックアップとリカバリ

  • 重要なデータベースページでのチェックサム自動計算   データベースでチェックサムが有効であるかどうかに関係なく、データベースサーバーは、重要なデータベースページのチェックサムを記録します。その結果、データベースでチェックサムが有効でない場合でも、データベースを検証するとチェックサム違反の警告が表示されることがあります。また、破壊された重要なページにアクセスしようとすると、致命的なエラーが発生してデータベースサーバーは停止します。チェックサムの検証を参照してください。

  • リカバリの開始時に複数のトランザクションログを適用   デフォルトでは、データベースのリカバリ時にトランザクションログを正しい順序で個々に適用する必要があります。データベースサーバーの開始時に新しいリカバリオプション -ad、-ar、-as を指定した場合は、トランザクションログをデータベースに適用する順序を手動で指定する必要はありません。データベースサーバーとデータベースはトランザクションログの適用中も実行しているため、サーバーのキャッシュはウォーミングステータスのままになり、総リカバリ時間を減らすことができます。-ad dbeng12/dbsrv12 データベースオプション-ar dbeng12/dbsrv12 データベースオプション-as dbeng12/dbsrv12 データベースオプションを参照してください。

  • 並列データベースバックアップのサポート   SQL Anywhere データベースサーバーで、サーバー側のイメージバックアップで並列バックアップがサポートされるようになりました。並列データベースバックアップでは、物理 I/O を利用して、直列ではなく並列に情報を読み書きすることで、パフォーマンスが向上します。並列バックアップは次のいずれかの方法で実行できます。

  • 最後のバックアップの情報の追跡   最後のバックアップの情報を格納するために、新しいカラム LAST_BACKUP が ISYSHISTORY システムテーブルに追加されました。