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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 変更点とアップグレード » バージョン 10.0.0 の新機能 » Ultra Light » 新機能

 

データベース管理

重要な新機能と強化は次のとおりです。

  • パスワードの変更   データベースで大文字と小文字を区別するかは関係なく、すべてのパスワードで大文字と小文字を区別します。新しいデータベースは、デフォルトのユーザー ID DBA (パスワード sql) で作成されます。したがってユーザー ID、パスワード、信頼できるルート証明書は、以前のリリースからデータベースをアップグレードすると保存されません。

  • データベースプロパティと接続パラメーターの改善   データベースプロパティと接続パラメーターが強化かつ単純化され、データベースと接続の動作を簡単に記述できるようになりました。今回のリリースのデータベースに設定できるデータベースプロパティと接続パラメーターの完全なリストについては、Ultra Light データベースプロパティUltra Light 接続パラメーターを参照してください。

  • インデックスのパフォーマンスの向上   今回のリリースで、Ultra Light のインデックスのパフォーマンスが強化されました。インデックスのハッシュ処理が導入されたことが大きな向上点の 1 つです。Ultra Light でインデックスハッシュサイズが設定できるようになりました。ハッシュサイズを 1 ~ 32 バイトの値に設定することで、Ultra Light はインデックスページにインデックス付けされた値の一部またはすべてを格納します。これにより、必要なロールックアップの回数が減少します。Ultra Light max_hash_size 作成パラメーターを参照してください。

  • チェックサム検証   データベースページがディスクに格納されるときにデータ整合性を検証するために、これらのページのチェックサムを含めることができるようになりました。Ultra Light checksum_level 作成パラメーターを参照してください。

  • BLOB サポートの拡張   Ultra Light データベースでの BLOB サポートが拡張されました。BLOB の更新、データ型のキャスト、長さの取得が可能です。