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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 変更点とアップグレード » バージョン 10.0.0 の新機能 » Ultra Light » 新機能

 

同期

  • 設定可能で増加された HotSync コンジット同期のデフォルトキャッシュサイズ   以前は、Palm OS ファイルベースのデータストアで同期されたデータが一定量を超えると、同期速度に悪影響を与えていました。これが、Ultra Light コンジット用のデフォルトキャッシュサイズ (デスクトップ上) は 4 MB に増加されました。キャッシュサイズが大幅に増加したため、不要なファイル I/O 操作が減少し、同期時間が向上しました。ただし、選択した場合は異なるデフォルトキャッシュサイズを設定することもできます。

  • パブリケーションの述部   Ultra Light 用の同期パブリケーションで述部が受け入れられるようになりました。条件式を論理演算子 AND や OR とオプションで組み合わせる場合、WHERE 句または HAVING 句に条件のセットを定義できるようになりました。SQL Anywhere と同様に、UNKNOWN と評価される述部が FALSE として解釈されます。CREATE PUBLICATION 文 [Ultra Light]ALTER PUBLICATION 文 [Ultra Light]

  • Mobile Link クライアントネットワークレイヤーの向上   次のクライアントネットワークレイヤーが改善されました。

    • すべてのプロトコルで同期圧縮できます。

    • 永続的な接続によって、同じ接続で複数回同期できるようになりました。

    • IPv6 サポートが導入されました。

    • エラー検出とデバッグ機能が改善されました。

    Ultra Light を Mobile Link へのクライアントとして使用する場合の詳細については、Ultra Light クライアントを参照してください。

  • 同期用のテーブルの順序の設定   Ultra Light クライアントからの同期に、テーブルのアップロード時に参照整合性の問題を避けるためにテーブルの順序を指定する機能が備わりました。同期のためにテーブルの順序を指定する場合は、table_order 同期パラメーターを使用します。詳細については、次の項を参照してください。