次に、SQL Anywhere の新しい、または強化されたパーミッションと権限を示します。これらの変更点を使用するには、データベースをアップグレードする必要があります。SQL Anywhere サーバーのアップグレードを参照してください。
一部の権限の継承サポート SQL Anywhere で、次のように一部の権限の継承がサポートされるようになりました。
PROFILE、READCLIENTFILE、READFILE、WRITECLIENTFILE は継承可能
DBA、BACKUP、RESOURCE の各権限は継承不可
権限を参照してください。
新しいプロファイル権限 これまでは、ユーザーがアプリケーションプロファイリングや診断トレーシングを実行するには、DBA 権限が必要でした。このリリースでは、プロファイル権限を持つユーザーもこれらの操作を行うことができます。プロファイル権限の全パーミッションのリストについては、プロファイル権限を参照してください。
新しい READFILE 権限 READFILE 権限を使用すると、ユーザーは SELECT 文の OPENSTRING 句を使用してファイルから選択できます。READFILE 権限とFROM 句を参照してください。
新しい READCLIENTFILE 権限 READCLIENTFILE 権限を使用すると、ユーザーはクライアントコンピューターにあるファイルを読み込むことができます。たとえば、ユーザーが LOAD TABLE 文を使用して、クライアントコンピューターにあるファイルからデータをロードするには、READCLIENTFILE 権限が必要です。READCLIENTFILE 権限を参照してください。
新しい WRITECLIENTFILE 権限 WRITECLIENTFILE 権限を使用すると、ユーザーはクライアントコンピューターにあるファイルに書き込むことができます。たとえば、ユーザーが UNLOAD TABLE 文を使用して、クライアントコンピューターにあるファイルにデータをアンロードするには、WRITECLIENTFILE 権限が必要です。WRITECLIENTFILE 権限を参照してください。
DB 領域の CREATE パーミッションのサポート SQL Anywhere で、指定の DB 領域にデータベースオブジェクトを作成できる CREATE ON パーミッションがサポートされるようになりました。CREATE パーミッションは、ユーザーに割り当てるか、グループから継承できます。GRANT 文とパーミッションを参照してください。
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