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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 変更点とアップグレード » バージョン 11.0.0 の新機能 » SQL Anywhere » SQL Anywhere の新機能

 

データベース接続

次に、SQL Anywhere バージョン 11.0.0 でのデータベース接続の強化を示します。

  • AppInfo 接続パラメーターの強化   AppInfo 接続パラメーターで OSUSER キーがサポートされるようになりました。このキーは、クライアントプロセスに関連付けられたオペレーティングシステムユーザー名を返します。Linux と Solaris で EXE キーがサポートされるようになりました。AppInfo (APP) 接続パラメーターを参照してください。

  • Elevate 接続パラメーター   Elevate 接続パラメーターは、Windows Vista で自動的に起動した SQL Anywhere データベースサーバーを昇格します。Elevate 接続パラメーターを参照してください。

  • NewPassword 接続パラメーター [NEWPWD]   NewPassword 接続パラメーターを使用すると、DBA に依頼しなくてもユーザーが各自でパスワードを変更できます。パスワードの有効期限が切れていてもかまいません。NewPassword (NEWPWD) 接続パラメーターを参照してください。

  • プリフェッチの強化   PrefetchBuffer (PBUF) 接続パラメーターのデフォルト値が変更されました。デフォルト値は、Windows Mobile では 64 KB、その他のプラットフォームでは 512 KB になりました。この接続パラメーターには、64 KB ~ 8 MB の値を指定できます。PrefetchBuffer (PBUF) 接続パラメーターを参照してください。

    これまでのバージョンでは、プリフェッチされる最大ロー数は、プリフェッチできる最大データ量に基づいていました。このリリースでは、プリフェッチされる最大ロー数には、プリフェッチされる実際のデータ量に加えて、PrefetchBuffer 接続パラメーターで指定されたデータ制限が考慮されるようになりました。その結果、カラム内のデータ量が、ホスト変数長と記述長の両方よりも大幅に少ない場合に、パフォーマンスが大きく向上する可能性があります。

    また、パフォーマンスが向上する可能性が高い場合に、プリフェッチするロー数が動的に増えます。プリフェッチを参照してください。