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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 変更点とアップグレード » バージョン 11.0.0 の新機能 » SQL Anywhere » SQL Anywhere の新機能

 

システムプロシージャーとファンクション

次に、SQL Anywhere バージョン 11.0.0 で追加されたシステムプロシージャーとファンクションの強化を示します。

  • sa_get_dtt_groupreads システムプロシージャー   新しい sa_get_dtt_groupreads システムプロシージャーを使用して、データベースサーバーに対してグループ読み込みを発行するコストを推定できます。sa_get_dtt_groupreads システムプロシージャーを参照してください。

  • PROPERTY_NAME ファンクションの強化   指定した接続レベルで、指定したプロパティ ID を持つプロパティの名前を返すようになりました。PROPERTY_NAME 関数 [システム]を参照してください。

  • READ_CLIENT_FILE ファンクション   新しい READ_CLIENT_FILE ファンクションは、クライアントコンピューターにある、指定したファイルからデータを読み込みます。READ_CLIENT_FILE 関数 [文字列]を参照してください。

  • WRITE_CLIENT_FILE ファンクション   新しい WRITE_CLIENT_FILE ファンクションは、クライアントコンピューターにある、指定したファイルにデータを書き込みます。WRITE_CLIENT_FILE 関数 [文字列]を参照してください。

  • REGEXP_SUBSTR ファンクション   新しい REGEXP_SUBSTR ファンクションを使用すると、文字列内で部分文字列を検索できます。この新しいファンクションでは、引数として正規表現を指定できます。REGEXP_SUBSTR 関数 [文字列]を参照してください。

  • sa_char_terms システムプロシージャー   新しい sa_char_terms システムプロシージャーは、CHAR 文字列を単語に分解し、各単語とその位置を返します。sa_char_terms システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_nchar_terms システムプロシージャー   新しい sa_nchar_terms システムプロシージャーは、NCHAR 文字列を単語に分解し、各単語とその位置を返します。sa_nchar_terms システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_refresh_text_indexes システムプロシージャー   新しい sa_refresh_text_indexes システムプロシージャーは、MANUAL REFRESH または AUTO REFRESH として定義されているすべてのテキストインデックスを再表示します。sa_refresh_text_indexes システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_text_index_stats システムプロシージャー   新しい sa_text_index_stats システムプロシージャーは、データベース内のすべてのテキストインデックスに関する統計情報を返します。これには、最終再表示時刻と保留中の変更のサイズが含まれます。sa_text_index_stats システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_text_index_vocab システムプロシージャー   新しい sa_text_index_vocab システムプロシージャーは、テキストインデックスに含まれるすべての単語と、各単語が含まれるインデックス化された値の合計数のリストを返します。sa_text_index_vocab システムプロシージャーを参照してください。

    2 つの新しいシステムプロシージャー sa_internal_text_index_vocab と sa_internal_text_index_postings も追加されていますが、これらは sa_text_index_vocab システムプロシージャーでのみ使用されます。

  • sa_text_index_postings システムプロシージャー   この新しいシステムプロシージャーは内部でのみ使用されます。

  • sa_text_index_handles システムプロシージャー   この新しいシステムプロシージャーは内部でのみ使用されます。

  • sa_get_user_status システムプロシージャー   新しい sa_get_user_status システムプロシージャーを使用すると、ユーザーの現在のログインステータスを確認できます。sa_get_user_status システムプロシージャーを参照してください。

  • インボーカーとしてのプロシージャーやファンクションの実行   プロシージャーまたはファンクションを作成するときに、そのプロシージャーまたはファンクションを、呼び出したユーザー (インボーカー) が呼び出したかのように実行するか、それを作成したユーザー (デファイナー) が呼び出したかのように実行するかを指定できます。これを指定するには、CREATE PROCEDURE 文または CREATE FUNCTION 文の SQL SECURITY 句を使用します。CREATE FUNCTION 文CREATE PROCEDURE 文を参照してください。

    この変更は、外部プロシージャーと関数にも適用されます。

  • sa_disk_free_space システムプロシージャー   sa_disk_free_space システムプロシージャーで、total_space という新しいカラムが返されるようになりました。このカラムは、DB 領域があるドライブで使用可能な合計ディスク領域を示します。バージョン 11.0.0 より前の SQL Anywhere で作成されたデータベースでは、データベースをアップグレードするまで total_space カラムは返されません。sa_disk_free_space システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_external_library_unload システムプロシージャー   新しいシステムプロシージャー sa_external_library_unload が追加され、使用していない外部ライブラリをアンロードできるようになりました。sa_external_library_unload システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_index_density システムプロシージャーがスキュー量を返す   sa_index_density システムプロシージャーが強化され、インデックス内にあるスキュー量を返すようになりました。スキューが多いと、バランスがとれているインデックスと比べてパフォーマンスが低くなる可能性があります。インデックスの断片化とスキューの削減sa_index_density システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_materialized_view_info システムプロシージャーの強化   sa_materialized_view_info で返される Status カラムの情報が、Status と DataStatus の 2 つのカラムに分割されました。Status には、ビューが有効であるか、無効であるかに関する情報が返されます。新しい DataStatus カラムには、ビュー内にデータがあるかどうか、またデータが最新かどうかに関する情報が返されます。また、ビューが手動ビューであるか、即時ビューであるかを示す新しいカラム RefreshType が追加されています。sa_materialized_view_info システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_materialized_view_can_be_immediate システムプロシージャー   新規に作成するマテリアライズドビューはデフォルトで手動ビューになりますが、即時ビューの制約に違反していなければ、即時ビューに変更できます。新しい sa_materialized_view_can_be_immediate システムプロシージャーを使用すると、手動ビューを即時ビューに変更できるかどうかをテストできます。sa_materialized_view_can_be_immediate システムプロシージャーマテリアライズドビューを手動から即時に変更する際の制限を参照してください。

  • sa_post_login_procedure システムプロシージャー   ユーザーのパスワードの有効期限が近いときに警告するかどうかを指定できる新しいシステムプロシージャーが追加されました。sa_post_login_procedure システムプロシージャーを参照してください。

  • EVENT_PARAMETER ファンクションの強化   EVENT_PARAMETER ファンクションで、DisconnectReason として abnormal がサポートされるようになりました。この新しい理由は、データベースへの接続を切断する前にクライアントアプリケーションが異常終了したか、クライアントコンピューターとサーバーコンピューターの間で通信エラーが発生した結果、切断が発生したことを示します。EVENT_PARAMETER 関数 [システム]を参照してください。

  • sa_server_option システムプロシージャーの強化   sa_server_option システムプロシージャーに OptionWatchList と OptionWatchAction の 2 つのプロパティが追加されました。これらのプロパティを使用して、データベースオプションの設定が変更されようとしていないかどうかをモニターし、そのときの処置を指定できます。オプション設定のモニタリングsa_server_option システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_db_properties システムプロシージャーの強化   sa_db_properties システムプロシージャーが、NULL 値を持つ有効なプロパティを返すようになりました。sa_db_properties システムプロシージャーを参照してください。

  • sa_conn_properties システムプロシージャーの強化   sa_conn_properties システムプロシージャーが、NULL 値を持つ有効なプロパティを返すようになりました。sa_conn_properties システムプロシージャーを参照してください。