この手順では、スケールアウトがデータベースミラーリングで使用される場合も含め、スケールアウトシステムで使用されるデータベースのアップグレード方法を説明します。
読み込み専用のスケールアウトシステムで EBF を適用するには、対象ノードのデータベースを停止し、EBF をインストールします。最初にルートノードで EBF をインストールする必要はありません。
データベースをバックアップし、トランザクションログの名前を変更します。
データベースのバックアップコピーを別のコンピューターにアップグレードまたは再構築します。バージョン 10 以降のデータベースのアップグレード手順またはバージョン 10 以降のデータベースの再構築手順を参照してください。
システム内のすべてのコピーノードについて、データベースサーバーを停止します。
ルートサーバーを停止します。スケールアウトと一緒にデータベースミラーリングを使用している場合は、プライマリサーバーとミラーサーバーの両方を停止する必要があります。
プライマリデータベースに対するトランザクションログの最新のコピーを保存します。
dbtran ユーティリティを使用して、手順 4 で保存したトランザクションログを変換します。
このトランザクションログには、手順 1 でバックアップした以降、データベースに適用されたすべての変更が含まれます。
ローカルデータベースサーバーを使用して、再構築したデータベースを開始します。
Interactive SQL から READ 文を使用して、変換されたトランザクションログを適用します。
再構築したデータベースを停止します。
アップグレードまたは再構築したデータベースとそのトランザクションログをルートデータベースサーバーにコピーします。
アップグレードしたデータベースと空のトランザクションログファイルを各コピーサーバーにコピーします。
ルートデータベースサーバーを起動します。スケールアウトと一緒にデータベースミラーリングを使用している場合は、プライマリサーバーとミラーサーバーの両方を起動する必要があります。
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