次に、バージョン 12.0.0 で導入された Mobile Link クライアントの動作の変更を示します。
バージョン 12 の Mobile Link 同期クライアントはデフォルトでカラム名を送信 バージョン 12 では、Mobile Link 同期クライアントはすべてデフォルトで Mobile Link サーバーにカラム名を送信します。つまり、ほとんどの場合、Mobile Link スクリプトの名前付きパラメーターで使用するカラム名と順序付けを定義するときに ml_add_column システムストアドプロシージャーを使用する必要がなくなりました。ml_add_column system procedureとSendColumnNames (scn) 拡張オプションを参照してください。
強化された TLS セッション再ネゴシエーションのサポート Mobile Link クライアントで、脆弱なサードパーティのサーバーを保護する新しい TLS 拡張がサポートされるようになりました。
MLFileTransfer メソッドの名前変更 Ultra Light クライアントの MLFileTransfer メソッドは、MLFileUpload メソッドと MLFileDownload メソッドに分割されました。
-df の -lf への名前変更 mlfiletransfer ユーティリティの -df オプションは -lf に名前変更され、宛先ファイルではなくローカルファイルを参照するようになりました。
-dp の -lp への名前変更 mlfiletransfer ユーティリティの -dp オプションは -lp に名前変更され、宛先パスではなくローカルパスを参照するようになりました。
UPLD_ERR_USERID_ALREADY_IN_USE の変更 Dbmlsync は sp_hook_dbmlsync_upload_end イベントフックの障害の原因として UPLD_ERR_USERID_ALREADY_IN_USE を返さなくなりました。代わりに、値 UPLD_ERR_REMOTE_ID_ALREADY_IN_USE が返されます。
Ultra Light クライアントでの Palm のサポート終了 Palm OS のサポートは終了しました。Palm を使用する場合は、引き続き SQL Anywhere 11 を使用してください。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2012, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 12.0.1 |