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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 変更点とアップグレード » バージョン 12.0.0 の新機能 » Mobile Link の動作の変更

 

Mobile Link の廃止予定機能とサポート終了機能

注意

廃止予定機能のリストはあくまでも予定であって完全なものとは限らず、変更される可能性があります。

  • IBM DB2 メインフレームはバージョン 12.0.0 以降でサポート終了   バージョン 12.0.0 では、IBM DB2 メインフレームは統合データベースとしてサポートされていません。ただし、Mobile Link では、DB2 LUW (Linux、UNIX、Windows) が統合データベースとして引き続きサポートされています。

  • Adaptive Server Enterprise 12.5.x のサポート終了   Adaptive Server Enterprise 12.5.x は、Mobile Link バージョン 12.0.0 ではサポートされなくなりました。

  • IBM DB2 LUW 8.2 のサポート終了   IBM DB2 LUW 8.2 は、Mobile Link バージョン 12.0.0 ではサポートされなくなりました。

  • mlsrv12 の -xo オプションの削除   バージョン 10 より前のクライアントはサポートされなくなりました。

  • mlsrv12 の -f オプションの削除   -zf mlsrv12 オプションを使用すると、各同期の始めに Mobile Link サーバーがスクリプトの変更をチェックするように指定できます。-zf mlsrv12 オプションを参照してください。

  • mlsrv12 の -nba オプションの削除   ブロッキングダウンロード確認はサポートされなくなりました。リモートデータベースがダウンロード確認を要求する場合、Mobile Link サーバーは常に非ブロッキング確認を使用します。

  • mlsrv12 の -fr オプションの削除   mlsrv12 の -fr オプションはサポートされなくなりました。(データ消失の原因となる可能性がある) スクリプトを無視する場合は、スクリプトを --{ml_ignore} として定義します。

  • SQL を返す Java データスクリプトと .NET データスクリプトは廃止予定   Java および .NET スクリプトロジックの、Mobile Link サーバーによって SQL スクリプトとして解釈される文字列を返す機能は、データスクリプトで廃止される予定です。統合データベースでスクリプトによって変更を加える場合は、Java または .NET から直接変更を加えます。

    次の項を参照してください。

  • ダウンロードエラーフックの削除   次の dbmlsync フックはバージョン 12 で削除されました。sp_hook_dbmlsync_download_com_error、sp_hook_dbmlsync_download_fatal_sql_error、sp_hook_dbmlsync_download_sql_error。

  • Mobile Link ファイル転送ユーティリティの -f オプションの削除   mlfiletransfer ユーティリティの -f オプションはサポートされなくなりました。

  • Mobile Link ファイル転送ユーティリティの -r オプションの削除   mlfiletransfer ユーティリティの -r オプションはサポートされなくなりました。

  • dbmlsync の Memory (mem) 拡張オプションと DownloadBufferSize (dbs) 拡張オプションの削除   dbmlsync の Memory (mem) 拡張オプションと DownloadBufferSize (dbs) 拡張オプションはサポートされなくなりました。代わりに、CacheMin オプション、CacheInit オプション、CacheMax オプションを使用します。

  • SQL パススルーの dbmlsync サポートの削除   SQL パススルー機能は、Mobile Link クライアントでサポートされなくなりました。リモートデータベース機能の集中管理に置き換えられました。リモートデータベースの集中管理を参照してください。

  • mlsrv12 の -ss オプションは不要   12 より以前のバージョンでは、mlsrv12 の -ss オプションは、Mobile Link サーバーをサーバーファーム環境で実行できるようにするために使用されました。冗長な同期を防止する新しいリモート ID ロックロジックによって、-ss オプションは、Mobile Link サーバーをサーバーファームで実行する場合に必要でなくなったため、削除されました。サーバー起動同期または QAnywhere を Mobile Link サーバーファームと使用する場合は、監視サーバーが必要です。

    注意

    サーバーファームでの Mobile Link サーバーの実行は、Mobile Link の高可用性オプションの機能であり、別途ライセンスが必要です。別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。

  • Mobile Link リダイレクターの削除   リダイレクターは使用できなくなりました。代わりに Relay Server を使用します。Relay Server の概要を参照してください。

  • スクリプトバージョンの使用の推奨事項   ScriptVersion 拡張オプションを使用しないことを強くおすすめします。代わりに、CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION 文と ALTER SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION 文で SCRIPT VERSION 句を使用してください。CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION 文 [Mobile Link]ALTER SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION 文 [Mobile Link]を参照してください。

  • dbmlsync の -n オプションは廃止予定   このオプションは廃止される予定です。代わりに -s dbmlsync オプションを使用することをおすすめします。-s dbmlsync オプションを参照してください。

  • dbmlsync の -u オプションは廃止予定   このオプションは廃止される予定です。代わりに -s dbmlsync オプションを使用することをおすすめします。-s dbmlsync オプションを参照してください。

  • Publication 同期プロファイルオプションは廃止予定   このオプションは廃止される予定です。代わりに -s dbmlsync オプションを使用することをおすすめします。-s dbmlsync オプションを参照してください。

  • MLUser 同期プロファイルオプションは廃止予定   このオプションは廃止される予定です。代わりに -s dbmlsync オプションを使用することをおすすめします。-s dbmlsync オプションを参照してください。

  • dbmlsync 統合コンポーネントの削除   dbmlsync 統合コンポーネントは削除されました。代わりに、dbmlsync プログラミングインターフェイスを使用してください。Dbmlsync APIを参照してください。

  • 強制的な競合モードは廃止予定   upload_insert、upload_update、upload_delete スクリプトがすべて未定義の場合、Mobile Link サーバーは強制的な競合解決を使用します。この機能は廃止される予定です。

  • upload_update による競合の検出は廃止予定   upload_update スクリプトでアップロードされた更新の競合を検出して解決するか、upload_fetch または upload_fetch_column_conflict スクリプトを使用して競合を検出する必要があります。Mobile Link サーバーに依存して、upload_update スクリプトによって影響を受けるローをカウントして競合を検出し、その後競合解決スクリプトを呼び出す方法は、廃止される予定です。 upload_update スクリプトによる競合の検出を参照してください。

  • SQL スクリプトでの疑問符の使用   Mobile Link SQL スクリプトでの単純な疑問符の使用は廃止される予定です。代わりに名前付きパラメーターを使用します。 名前付きスクリプトパラメーターを参照してください。