このタブにリストされるデータベースのプロパティは、データベースを再構築しないかぎり変更できません。
このタブには次の項目があります。
[暗号化タイプ] [暗号化スコープ] の設定に合わせて使用される暗号化アルゴリズムを示します。[暗号化スコープ] が [データベース] または [テーブル] の場合 (つまり、データベースが暗号化されるか、テーブルの暗号化が有効である場合)、暗号化タイプは [簡易]、[AES]、[AES256]、[AES_FIPS]、または [AES256_FIPS] のいずれかです。[暗号化スコープ] が [なし] の場合、[暗号化タイプ] は [なし] になります。
[暗号化スコープ] データベースが暗号化されるか、データベースのテーブルの暗号化が有効になっているかを示します。値は [テーブル]、[データベース]、[なし] のいずれかです。設定が [テーブル] の場合、テーブルの暗号化が有効で、データベースは暗号化されません。設定が [データベース] の場合、データベースが暗号化され、テーブルの暗号化は有効になりません。設定が [なし] の場合、データベースは暗号化されず、テーブルの暗号化は有効になりません。
[大文字と小文字を区別] このプロパティは、バージョン 10 以前のデータベースに適用されます。大文字と小文字の区別のステータスが表示されます。データベースで大文字と小文字が区別される場合は、[いいえ] を返します。それ以外の場合は、[はい] を返します。大文字と小文字が区別されるデータベースでは、データの比較において大文字と小文字が異なるものとして扱われます。この設定は識別子における大文字と小文字の区別には影響しません。パスワードについては、常に大文字と小文字が区別されます。
[後続ブランクを無視する]
データベースで比較を行うとき、文字データの後続ブランクを無視するかどうかを示します。たとえば、このオプションが [いいえ] に設定されている場合、'Dirk'
と 'Dirk '
は同じになりません。
[照合順] このプロパティは、バージョン 10 以前のデータベースに適用されます。データベースの照合アルゴリズムを示します。SQL Anywhere では、照合アルゴリズムとして、SQL Anywhere 照合アルゴリズム (SACA) と Unicode 照合アルゴリズム (UCA) の 2 つをサポートしています。SACA を使用すると、ソートが高速、簡潔、実用的になりますが、言語的な正確さが低下します。UCA を使用すると、言語的な処理は正確になりますが、記憶領域の要件と実行時間が多少増加します。
[文字セットエンコード] データベースに使用される文字セットです。このプロパティは、バージョン 10 以前のデータベースに適用されます。
[CHAR 照合順] CHAR データに使用される照合です。SQL Anywhere データベースでの照合を参照してください。
[CHAR 文字セットエンコード] CHAR データに使用される文字セットです。
[CHAR の大文字と小文字の区別] CHAR 照合の大文字と小文字の区別に関する設定を表示します。値は、[無視]、[考慮]、[大文字が先 (Aa)]、[小文字が先 (aA)] のいずれかです。このプロパティは、バージョン 10 以降のデータベースに適用されます。これらの値については、照合の適合化オプションを参照してください。
[NCHAR 照合順] NCHAR データに使用される照合です。この値は UCA または UTF8BIN のいずれかです。
[NCHAR 文字セットエンコード] NCHAR データに使用される文字セットです。常に UTF-8 です。
[NCHAR の大文字と小文字の区別] NCHAR 照合の大文字と小文字の区別に関する設定を表示します。値は、[無視]、[考慮]、[大文字が先 (Aa)]、[小文字が先 (aA)] のいずれかです。このプロパティは、バージョン 10 以降のデータベースに適用されます。これらの値については、照合の適合化オプションを参照してください。
[チェックポイントの緊急度] 最後に行ったチェックポイントから経過した時間が、データベースのチェックポイント時間の設定に対するパーセンテージで表されます。[再表示] をクリックするか [F5] キーを押すと、[チェックポイントの緊急度] と [リカバリの緊急度] の値が更新されます。CheckpointUrgency データベースプロパティを参照してください。
[リカバリの緊急度] データベースのリカバリに要する推定時間が表示されます。この値は、データベースのリカバリ緊急度設定に対する割合で表されます。[再表示] をクリックするか [F5] キーを押すと、[チェックポイントの緊急度] と [リカバリの緊急度] の値が更新されます。RecoveryUrgency データベースプロパティを参照してください。
[再表示] [再表示] をクリックすると、[チェックポイントの緊急度] と [リカバリの緊急度] の値が更新されます。
[このデータベースで発生したデッドロックの情報を収集する] このオプションを選択すると、このデータベースで発生するデッドロックに関する情報が記録されます。左ウィンドウ枠の [フォルダー] 表示でデータベースを選択し、右ウィンドウ枠で [デッドロック] タブを選択すると、収集されたデッドロック情報が表示されます。
[デッドロックが発生した接続の SQL 文情報を含める] このオプションを選択すると、このデータベースで発生するデッドロックの SQL 文に関する情報が記録されます。このオプションを使用できるのは、[このデータベースで発生したデッドロックの情報を収集する] が選択されている場合だけです。
[すぐにデッドロック情報をクリアする] [すぐにデッドロック情報をクリアする] をクリックすると、デッドロック情報がただちにクリアされます。
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