このタブには次の項目があります。
[空間参照系タイプ] SQL/MM 標準による定義に従って、空間参照系のタイプを指定します。値は、[地理]、[投影] または [エンジニアリング] (内部使用) のいずれかとなります。srs_typeを参照してください。
[線の解釈] 空間参照系が点と点を結ぶ線を解釈する方法を指定します。[空間参照系タイプ] が[地理] の場合は、[球面] または [平面] を選択できます。それ以外の場合には、[平面] のみを選択できます。TYPE 句、CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文を参照してください。
[球面] 地球は楕円形で表現され、地球の 3 次元モデルが 2 次元で表現されます。点と点を結ぶ線は大楕円弧として解釈されます。地表面の 2 点を指定し、この 2 点および地球の中心と交差するように平面を選択したとします。この平面は地球と交差し、2 点を結ぶ線はこの交差に沿った最短距離になります。この線の解釈は、地理的空間参照系に対してのみサポートされます。
[平面] 地球 (または地球の一部) は 2 次元平面上で表現されます。X と Y は直交直線座標として扱われ、点と点を結ぶ線は直線として解釈されます。地理的空間参照系の場合、地理的データはゆがめられます。オブジェクトの地球上での位置によって、ゆがみはその面積、シェイプ、距離、方向に影響することがあります。この線の解釈は、すべての空間参照系に対してサポートされ、非地理的空間参照系の唯一の選択肢になります。
[軸の順序] データベースサーバーが緯度と経度に関連して点を解釈する方法を指定します。[空間参照系タイプ] が [地理] の場合、デフォルトの軸の順序は [経度/緯度/Z/M] であり、[緯度/経度/Z/M] もサポートされます。[空間参照系タイプ] が [投影] または [エンジニアリング] の場合、軸の順序は [X/Y/Z/M] です。
[ポリゴンのフォーマット] データベースが多角形を解釈する方法を指定します。SQL Anywhere では、内部的に多角形を反時計回りにフォーマットします。ただし、他の製品では異なる方法で多角形がフォーマットされる場合があります。POLYGON FORMAT 句、CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文を参照してください。
SQL Anywhere でサポートされている多角形のフォーマットのリストを次に示します。
[反時計回り] リングの方向に従って、多角形の内側が左側になります。
[時計回り] リングの方向に従って、多角形の内側が右側になります。
[奇偶] リングの方向は無視され、多角形の内部は代わりにリングのネストによって決定されます。外部のリングは最大のリングとなり、内部のリングはこのリングの内側の小さなリングとなります。レイはすべてのリング内の点から外側に向かってトレースされます。これがデフォルトフォーマットです。
[ストレージのフォーマット] 空間データの格納に使用されるフォーマットを指定します。STORAGE FORMAT 句、CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文を参照してください。
次のような値があります。
[内部] SQL Anywhere は正規化された表現のみを格納します。[線の解釈] が [平面] の場合、これがデフォルトのオプションです。
[オリジナル] SQL Anywhere はオリジナルの表現のみを格納します。オリジナルの入力特性を再現できますが、格納された値のすべての操作に対して正規化の手順を繰り返す必要があり、操作が遅くなる可能性があります。
[混在] SQL Anywhere はオリジナル表現と内部表現の両方を格納します (異なる場合)。オリジナルの表現特性を再現でき、格納された値の操作に対して正規化の手順を繰り返す必要はありません。[線の解釈] が [球面] の場合、これがデフォルトのオプションです。
[半長径] 地球の中心から赤道までの距離を指定します。ELLIPSOID 句、CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文を参照してください。
[逆扁平率] 逆扁平率を指定します。ELLIPSOID 句、CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文を参照してください。
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