タイムスタンプベースのダウンロードを行うには、ローの変更を追跡するために、統合データベースの同期されるテーブルごとにタイムスタンプカラムが必要です。
タイムスタンプカラムには、統合データベースで同期が最後に変更された時刻が記録されます。このカラムは、統合データベースにあります。その他の目的で同期または変更しないでください。
このページでは、タイムスタンプカラムの名前と、カラムを同期テーブルに追加するか、シャドウテーブルを作成してタイムスタンプを保持するかを指定できます。
このページには次の項目があります。
[タイムスタンプカラム名] タイムスタンプカラムの名前が表示されます。
[同期テーブルでタイムスタンプカラムを使用する] このオプションを選択すると、統合データベースの同期テーブルにタイムスタンプカラムが追加されます。統合データベースの定義を変更する場合はこのオプションを選択します。モデルを展開すると、統合データベースでタイムスタンプカラムがない各同期テーブルにタイムスタンプカラムが追加されます。
このモデルを統合データベースに再展開しようとすると、モデル内の統合スキーマの更新を求めるプロンプトが表示されます。
[トリガーの代わりにカラムのデフォルトを使用する] このオプションを選択すると、タイムスタンプカラムを維持するためにトリガーの代わりにカラムのデフォルトを使用できます。このオプションは、SQL Anywhere、MySQL、および IBM DB2 LUW 統合データベースのみで利用可能です。トリガーの代わりにカラムのデフォルトを使用すると、統合データベースにローを挿入または更新するときに、パフォーマンスが向上する可能性があります。
MySQL と IBM DB2 LUW の場合、必須デフォルト値を指定できるのはテーブル内で 1 つのカラムだけなので、このオプションはそのようなカラムを指定していないテーブルにのみ使用できます。指定したカラムがあるテーブルの場合、タイムスタンプカラム名には既存のカラム名を使用する必要があります。
[シャドウテーブルを使用してタイムスタンプカラムを保持する] このオプションを選択すると、統合データベースの同期テーブルごとにシャドウテーブルが作成されます。タイムスタンプカラムを追加して同期された統合データベースのスキーマを修正しない場合は、このオプションを選択します。シャドウテーブルには、テーブルのプライマリキーを保持するカラムと、タイムスタンプを保持するカラムという 2 つのカラムがあります。シャドウテーブルは、ベーステーブルと同じ所有者で作成されます。
これらのオプションは、同期モデル作成ウィザードの完了後に、[マッピング] タブで表示および修正できます。ダウンロードタイプの変更を参照してください。
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