[データベースへのエクスポート] ウィンドウを使用すると、Mobile Link がサポートする任意の統合データベース、Microsoft Excel スプレッドシートのいずれかに、Mobile Link モニターのデータを保存できます。Mobile Link モニターのデータをエクスポートするときは、Mobile Link サーバーへの接続を切断する必要があります。
カラムのいくつかは予約語のため、データソースは引用符付き識別子が有効になっている必要があります。Mobile Link モニターは、SQL Anywhere、Adaptive Server Enterprise、Microsoft SQL Server の各データベースに対する引用符付き識別子を、自動的に有効にします。引用符付き識別子が有効になっていないと、エクスポートは失敗します。
引用符付きの識別子の詳細については、次の項を参照してください。
このウィンドウには次の項目があります。
[マスターテーブル] Mobile Link モニターデータの格納用として作成されるマスターテーブルの名前を入力します。テーブル名は 128 文字以下でなければなりません。このテーブルのデフォルト名は mlm_by_sync です。テーブルが存在しない場合は、Mobile Link モニターによって作成されます。Excel に出力する場合、テーブル名は作成されるワークシートの名前を表します。
このテーブルには、同期ごとに 1 つのローがあります。各ローには、Mobile Link モニターの[詳細テーブル] ウィンドウ枠に表示可能なすべての情報、エクスポートの実行時刻が格納された export_time カラム、および Mobile Link サーバー名を含んだ server カラムがあります。そのプライマリキーは、export_time、server、および sync の各カラムで構成されます。
[詳細テーブル] Mobile Link モニターデータの格納用として作成される詳細テーブルの名前を入力します。テーブル名は 128 文字以下でなければなりません。このテーブルのデフォルト名は mlm_by_table です。テーブルが存在しない場合は、Mobile Link モニターによって作成されます。Excel に出力する場合、テーブル名は作成されるワークシートの名前を表します。
このテーブルには、同期別テーブルごとに 1 つのローがあります。各ローには、エクスポート時刻、Mobile Link サーバー名、および Mobile Link モニターの [同期プロパティ] ウィンドウに表示されるアップロード統計、ダウンロード統計、同期統計に対するカラムが含まれます。詳細テーブルには、マスターテーブルの export_time、server、sync カラムに対する外部キーが含まれます。詳細テーブルのプライマリキーは、export_time、server、sync、および table_name の各カラムで構成されます。
[診断テーブル] 同期に関する警告メッセージとエラーメッセージを保持するために作成される診断テーブルの名前を入力します。テーブル名は 128 文字以下でなければなりません。このテーブルのデフォルト名は mlm_diagnostic です。テーブルが存在しない場合は、Mobile Link モニターによって作成されます。Excel に出力する場合、テーブル名は作成されるワークシートの名前を表します。
このテーブルには、各同期の警告メッセージまたはエラーメッセージごとに 1 つのローがあり、メッセージのタイプ (警告は 1、エラーは 2)、メッセージテキスト (1024 文字以内、1024 文字を超える部分は切り捨てられます)、エクスポート時刻、Mobile Link サーバー名、同期番号、インデックス (同期に複数のメッセージがある場合) という各カラムがあります。診断テーブルのプライマリキーは、カラム export_time、server、sync、index で構成されます。詳細テーブルには、マスターテーブルの export_time、server、sync カラムに対する外部キーが含まれます。
[既存データの上書き] 既存テーブルのデータを上書きする場合に、このオプションを選択します。データを上書きしない場合は、新しいデータが既存のデータに追加されます。
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