このタブには次の項目があります。
[名前] 選択された Web サービスの名前が表示されます。
[タイプ] オブジェクトのタイプが表示されます。
[有効化] このオプションを選択すると、Web サービスが HTTP または HTTPS で要求を受信できるようになります。デフォルトでは、データベースサーバーは Web サービス要求を受信しないため、クライアントはデータベースに定義されているサービスへアクセスする方法がありません。このオプションをオフにすると、データベースサーバーでは Web サービスの定義がデータベース内に維持されますが、Web サービスは使用できなくなります。HTTP Web サーバーの起動を参照してください。
[サービスタイプ] 選択された Web サービスが、Raw、XML、HTML、JSON、SOAP、DISH のいずれであるかが表示されます。サービスタイプを変更するには、ドロップダウンリストから別のタイプを選択します。
[URL パス] URL パスを受け入れるかどうかを指定します。受け入れる場合はその処理方法も指定します。HTTP Web サーバーの参照とWeb クライアントアプリケーションの開発を参照してください。
[オフ]
URL パスの残りの部分を許可しない場合は、このオプションを選択します。サービスの名前が通常のスラッシュ (/) で終わる場合、[オフ] を選択します。たとえば、[オフ] を選択し、URL パスが http://<host-name>/<service-name>/aaa/bbb/ccc
の場合、http://<host-name>/<service-name>
のみが許可されます。URL パスの残りの部分 /<aaa/bbb/ccc
は許可されません。
[オン]
URL パスの残りの部分が許可され、その部分が単一のパラメーターとして設定される場合は、このオプションを選択します。たとえば、URL パス http://<host-name>/<service-name>/aaa/bbb/ccc
では、URL パスの残りの部分は /aaa/bbb/ccc です。これは、単一のパラメーターとして処理されます。
[要素]
URL パスの残りの部分が許可され、その部分が複数のパラメーターとして設定される場合は、このオプションを選択します。たとえば、URL パス http://<host-name>/<service-name>/aaa/bbb/ccc
では、パスの各要素は別個のパラメーターとして処理されます。たとえば、url1=aaa、url2=bbb、url3=ccc のようになります。
[フォーマット] このフィールドは、SOAP サービスと DISH サービスにのみ適用されます。
.NET、Java JAX-RPC などの各種 SOAP クライアントと互換性のある出力フォーマットが生成されます。SOAP サービスのフォーマットを指定しなければ、サービスの DISH サービス宣言からフォーマットが継承されます。DISH サービスがフォーマットを宣言していない場合は、.NET クライアントと互換性のある DNET がデフォルトになります。フォーマットタイプの異なる複数の DISH サービスを定義すると、フォーマットを宣言していない SOAP サービスをさまざまな種類の SOAP クライアントで使用できるようになります。
[明示的な応答オブジェクトを公開] このオプションの影響を受けるのは、生成される WSDL ドキュメントだけです。このオプションを選択すると、DISH サービスから、結果セットを明示的に記述する XML スキーマが返されます。結果セットにはすべてのカラム名とそのデータ型が返されます。
このオプションを選択しなかった場合、DISH サービスは、汎用の SimpleDataset オブジェクトを記述する XML スキーマ (WSDL ドキュメント) を返します。SimpleDataset は、ローとカラムから構成されるローセットを記述します。カラム名やデータ型の情報は返されません。
[データ型] このフィールドは、SOAP サービスにだけ適用されます。値は次のいずれかです。
[オフ] 入力と出力のデータ型指定はありません。これはデフォルトです。SOAP のデータ型を参照してください。
[オン] 入力パラメーターと結果セットの応答のデータ型指定をサポートします。
[入力] 入力パラメーターだけのデータ型指定をサポートします。
[出力] すべての SOAP サービスフォーマットの結果セット応答のデータ型情報を指定します。
[サービス名プレフィクス] このフィールドは、DISH サービスにだけ適用されます。名前がこのプレフィクスで始まる SOAP サービスだけが、DISH サービスによって処理されます。
[メソッド] HEAD、GET、POST、PUT、または DELETE のいずれか 1 つまたは複数の要求メソッドを選択します。
[権限が必要] ユーザーがこの Web サービスを使用するときに認証が必要かどうかを示します。
このオプションを選択すると、認証が必要になります。認証が必要な場合、このサービスに接続するユーザーは必ず、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。[ユーザー] フィールドの横にチェックマークが表示された場合は、指定されたユーザーとして認証しないとこの Web サービスを使用できません。一方、[ユーザー] フィールドの横にチェックマークが表示されず、かつ認証が必要な場合、任意のデータベースユーザーを使って認証すれば、この Web サービスを使用できます。
認証が必要でない場合、以下のドロップダウンリストから特定のユーザーを選択する必要があります。すべての要求は、[ユーザー] フィールドに指定されたユーザーのアカウントとパーミッションを使って実行されます。
[ユーザー] サービス要求の実行に使用されるユーザーのアカウントが表示されます。サービスで認証を必要としない場合、このドロップダウンリストから特定のユーザーを選択する必要があります。
[セキュリティが必要] 非セキュアな接続を受け入れるかどうかが表示されます。このオプションを選択すると、Web サービスにセキュリティが必要になります。Web サービスでセキュリティが必要である場合、セキュア接続 (HTTPS) だけが受け入れられます。このオプションをクリアした場合、HTTP 接続と HTTPS 接続の両方が受け入れられます。
[コメント] Web サービスの説明を入力します。たとえば、システムにおけるその Web サービスの目的を、この領域に記述できます。
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