Mobile Link と SQL Remote では、統合データベースとリモートデータベースの間でデータの同期が行われます。
Mobile Link では、サポートされているいずれかの RDBMS を「統合データベース」として使用できます。一般的にコーポレートサーバーに置かれている統合データベースは、同期情報を追跡し、オプションとしてレプリケートされるデータを格納することができます。他の中央データは、非リレーショナルデータベース、Web サービス、テキストファイルなど、任意の形式で保存されます。
また、Mobile Link ではダイレクトローハンドリングを実行できます。これにより、ERP (enterprise resource planning) システムやアプリケーションサーバーなど、リレーショナルデータベース以外の統合データソースに対するデータの同期が実現されます。
SQL Remote では、同期されるすべてのデータが SQL Anywhere の統合データベースに含まれています。
「リモートデータベース」は、統合データベースと同じ場所でも、ハンドヘルドデバイスのように物理的に離れた場所でも実行できます。リモートデータベースは、統合データベース内のすべてまたは一部のデータを共有できます。
次の図は、小規模な同期システムを示したものです。
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