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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 紹介

 

設計ツールと管理ツール

ここでは、SQL Anywhere に付属の設計ツールと管理ツールについて説明します。

  • Sybase Central - 集中制御と管理   Sybase Central は、データベースの設定、プロパティ、ユーティリティにグラフィカルユーザーインターフェイスからアクセスできる、統合データベース管理および開発ツールです。プラグインを使用することによって、SQL Anywhere サーバー、Mobile Link、QAnywhere、Relay Server、Ultra Light、およびその他の Sybase 製品の管理に Sybase Central を使用できます。

    Sybase Central のスクリーンショット

    Sybase Central は、ルーチンタスクの支援だけでなく、パフォーマンス統計、プロシージャープロファイリング、ストアドプロシージャーのデバッグ、さらにはイベントとスケジュール、Web サービス、接続プロファイルの管理機能を提供します。Sybase Central を使用すると、SQL 文をデータベースサーバーに送信することによって、または SQL Anywhere のユーティリティによって実行されたタスクを管理できます。 Sybase Centralを参照してください。

    SQL Anywhere データベースの現在のパフォーマンスを分析し、モニタリングするのに役立つさまざまな Sybase Central ツールが用意されています。これらのツールには、プロシージャープロファイリング、グラフィカルなプラン、クエリの実行、パフォーマンスモニター、要求ロギング、タイミングユーティリティなどがあります。また、Sybase Central では次の機能も提供されます。

    • 空間データのサポート   空間データは、定義された空間内のオブジェクトの位置、形、および方向を記述するデータです。SQL Anywhere の空間データは、ポイント、曲線 (LineString と CircularString)、および多角形の形式で 2D ジオメトリとして表現されます。SQL Anywhere サーバー 空間データサポートを参照してください。

    • アプリケーションプロファイリングウィザードを使用したアプリケーションプロファイリング   Sybase Central のアプリケーションプロファイリングウィザードを使用すると、次の操作を自動的に行うことができます。

      • ストアドプロシージャー、ファンクション、イベント、トリガーのプロファイル

      • データベースアプリケーションのパフォーマンス向上に役立つ推奨内容の受信

      • アプリケーション実行中のデータベースアクティビティの取得

      アプリケーションプロファイリングを参照してください。

    • アプリケーションプロファイリングモードでの詳細なアプリケーションプロファイリング   Sybase Central でデータベーストレーシングウィザードアプリケーションプロファイリングモードを使用することで、次の処理の全体的なパフォーマンスが向上します。

      • データベースパフォーマンスカウンターに基づいて、キャッシュサイズとインデックスを調整する。

      • デッドロックの発生時にデッドロックを特定する。

      • ロックしているアクティビティを確認する。

      • 実行プランを検査する。

      • 診断とトラブルシューティングのために、アプリケーションの各文をトレースする。

      診断トレーシングを参照してください。

    • インデックスコンサルタントを使用した、インデックスの選択および最適化   インデックスコンサルタントは、負荷を分析し、パフォーマンスを最適化するためのインデックスの選択方法を示す推奨内容を提供します。インデックスコンサルタントは、Sybase Central または Interactive SQL から実行できます。インデックスコンサルタントを参照してください。

  • Interactive SQL - SQL クエリエディター   Interactive SQL は、SQL 文を実行し、データベースのデータを表示する、データベースユーティリティです。プランのグラフィカル表示などの組み込みクエリエディターやその他のツールを使用すると、クエリの分析、トラブルシューティング、最適化ができます。Interactive SQLを参照してください。

  • SQL Anywhere モニター   SQL Anywhere モニターは、SQL Anywhere データベース、Mobile Link サーバー、Mobile Link サーバーファーム、および Relay Server ファームの正常性や可用性に関する情報を示す、ブラウザーベースの管理ツールです。データの常時収集、電子メールによる警告の通知、ブラウザーベースのインターフェイスがあり、複数のデータベース、Mobile Link サーバー、Mobile Link サーバーファーム、および Relay Server ファームをモニタリングできます。SQL Anywhere モニターを参照してください。

  • Mobile Link モニター - 同期のモニター   Mobile Link モニターは、Mobile Link の同期のパフォーマンスに関する情報を示す、グラフィカルな管理ツールです。Mobile Link モニターは、開始時間と終了時間、アップロードまたはダウンロードされたデータ容量、正常に終了した同期、競合が発生した同期など、発生したすべての同期に関する詳細情報と統計の概要を収集します。Mobile Link モニターを参照してください。

  • Relay Server   Relay Server は、Web サーバーを通じて通信するモバイルデバイスとバックエンドサーバー間で、安全で負荷分散された通信を実現します。サポートされるバックエンドサーバーには、Mobile Link、SQL Anywhere、Afaria、Mobile Office、Sybase Unwired Platform、Unwired Server があります。Relay Serverを参照してください。

  • ユーティリティ   SQL Anywhere には、データベースのバックアップ、同期の実行などの管理タスクを実行するための、さまざまなユーティリティが用意されています。ユーティリティは、繰り返し使用できるようにバッチファイルに組み込むと便利です。次の項を参照してください。

  • InfoMaker   InfoMaker は、レポート作成のための強力なツールです。InfoMaker を使用すると以下のオブジェクトを作成できます。

    • データを表示するためのレポート

    • データを表示および変更するためのフォーム

    • レポートまたはフォームから自動的にデータを取得するクエリ

    • 1 つのデータベース (または DBMS) から別のデータベースに導くパイプライン

    • レポートとフォームをバンドルしてユーザーに分配するアプリケーション

    InfoMaker には包括的なマニュアルが付属しています。InfoMaker の詳細については、[external link] http://www.sybase.com/products/development/infomakerを参照してください。

  • PowerDesigner Physical Data Model   SQL Anywhere には、強力なデータベース設計ツール Sybase PowerDesigner のモジュールである Physical Data Model が含まれています。このモジュールは、グラフィカルに表現されたデータベーススキーマを使用してデータベースの生成や修正を行うことができます。これにより、テーブル、カラム、インデックス、キー、ビュー、物理記憶領域、トリガー、およびストアドプロシージャーをカスタマイズしてデータベースを最適化できます。

    PowerDesigner Physical Data Model には、ビデオによるチュートリアルを含む包括的なマニュアルが付属しています。Sybase PowerDesigner の詳細については、[external link] http://www.sybase.com/products/modelingmetadata/powerdesignerを参照してください。

    SQL Anywhere データベース設計の詳細については、SQL Anywhere データベースの作成を参照してください。