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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 紹介 » データ交換テクノロジの概要

 

モバイルエンタープライズメッセージング:QAnywhere

QAnywhere では、エンタープライズメッセージングをモバイルアプリケーションに拡張できます。エンタープライズメッセージングは、ビジネスアプリケーション間でデータを交換するのによく使われる、有効な方法です。QAnywhere は、使用されているエンタープライズメッセージングシステムと組み合わさって、モバイルデバイス間やモバイルデバイスとエンタープライズ間にメッセージを提供します。QAnywhere は、異種モバイル環境で情報の接続と統合を行う包括的な蓄積転送メッセージングソリューションです。

QAnywhere は、リモートアプリケーションとモバイルアプリケーションに、セキュアで保証されたメッセージ配信機能を提供します。QAnywhere によってネットワークの速度と信頼性の低下という課題が自動的に対処されるので、接続性、通信、セキュリティに関わる問題の代わりに、アプリケーションの機能に集中的に取り組むことができます。QAnywhere の蓄積転送テクノロジによって、ネットワークに接続されていない場合でも、アプリケーションは常に使用可能になります。

QAnywhere は、実証済みの Mobile Link 同期テクノロジをベースにしているので、占有容量が小さくてすみ、設定と管理の負荷が低くなっています。また、このデータ同期およびメッセージングの共通のインフラストラクチャーによって、管理要件を大幅に削減し、配備を簡略化できます。

QAnywhere には、次のような特性があります。

  • モバイルメッセージングアプリケーションを構築するための強力で柔軟なプログラミングモデルを使用した、包括的なメッセージングインターフェイス

  • バックエンドの JMS ベースエンタープライズシステムに接続するコネクター

  • 圧縮およびトランザクション機能を持つ、信頼性が高く効率的なメッセージ配信

  • 128 ビットの暗号化を使用したセキュアなメッセージの保管と転送

  • ネットワークに依存しない通信

  • 配信待機中のメッセージの Push 通知

  • グラフィカルな管理ツール

 QAnywhere の用途
 参照