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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 紹介 » データ管理テクノロジ

 

多層コンピューティングのアーキテクチャー

多層コンピューティングでは、アプリケーション論理は、データベースサーバーとクライアントアプリケーションの中間に位置するアプリケーションサーバー (Sybase EAServer、WebLogic、または WebSphere) に格納されます。多くの場合、1 つのアプリケーションサーバーは、非リレーショナルなデータストアの他に、複数のデータベースにアクセスできます。インターネットの場合、クライアントアプリケーションはブラウザーベースであり、アプリケーションサーバーは、通常、Web サーバーの拡張機能です。最新の多層アプリケーションの多くは、Web サービスをベースにしたサービス指向アーキテクチャー (SOA) が使用されています。

Sybase EAServer は、アプリケーション論理をコンポーネントとして格納し、このコンポーネントをクライアントアプリケーションから利用できるようにします。利用できるコンポーネントは、Sybase PowerBuilder コンポーネント、Java beans、または COM コンポーネントです。

アプリケーションサーバーは、クライアントアプリケーションにトランザクション論理も提供し、一連のオペレーションが複数のデータベース上で確実にアトミックに実行されるようにします。SQL Anywhere は、多層コンピューティングに最適であり、Microsoft 分散トランザクションコーディネーター (DTC) で管理されている分散トランザクションにサーバーとして使用できます。Sybase Enterprise Application Server と Microsoft Transaction Server のどちらも、DTC を使用してクライアントアプリケーションにトランザクションサービスを提供します。

SQL Anywhere では、Web サービスのサポートが組み込まれているので、多くの多層または SOA アプリケーションに適しています。

 参照