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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Remote » SQL Remote システムの作成 » ユーザーパーミッション

 

単層階層

単層階層では、1 つの統合データベースの下に 1 つ以上のリモートデータベースが存在します。このような階層では、統合データベースによって、リモートデータベースのパブリッシャーに REMOTE パーミッションが付与されます。各リモートデータベースでは、統合データベースのパブリッシャーに CONSOLIDATE パーミッションを付与します。

たとえば、統合データベースのパブリッシャーによって識別される統合データベース HeadOffice と、リモートデータベースのパブリッシャーによって識別されるリモートデータベース RegionalOffice があるとします。

統合データベース HeadOffice で、次の処理を実行します。

  • リモートデータベース RegionalOffice のパブリッシャーと同じ名前のユーザーを作成します。

  • RegionalOffice に REMOTE パーミッションを付与します。このことによって、RegionalOffice が HeadOffice からメッセージを受信するデータベースとして識別されます。

リモートデータベース RegionalOffice で、次の処理を実行します。

  • 統合データベース HeadOffice のパブリッシャーと同じ名前のユーザーを作成します。

  • HeadOffice に CONSOLIDATE パーミッションを付与します。このことによって、HeadOffice が RegionalOffice の統合データベースとして識別されます。つまり、HeadOffice が、RegionalOffice にメッセージを送信するデータベースとなります。

単層システム。最上位層のデータベース HeadOffice によって、最下位層のデータベースに REMOTE パーミッションが付与されます。また、最下位層のデータベース RegionalOffice によって、最上位層のデータベースに CONSOLIDATE パーミッションが付与されます。
 Dbxtract によるパーミッションの自動設定
 参照