レッスン 2：Relay Server の設定

このレッスンでは、Relay Server の設定を変更して、HTTP 要求をバックエンド SQL Anywhere データベースに転送します。Relay Server の設定は、Relay Server が使用する rs.config ファイルの変更と rshost プロセスの再表示と再起動のみに依存します。このチュートリアルのため、次の仮定を行います。

Relay Server が稼働するコンピューターの名前は machine_iis であり、IIS 7.5 を実行する Windows 2008 Server R2 です。
Relay Server の設定指示は、マニュアルに記載されたとおり正確に従っています。
- Relay Server
- Relay Server の配備
Relay Server コンポーネントは、Windows Server 2008／Windows Server 2008 R2 上の Microsoft IIS 7.0 または 7.5 に配備されています。 Windows Server 2008／Windows Server 2008 R2 上の Microsoft IIS 7.0 または 7.5 への Relay Server コンポーネントの配備を参照してください。

♦ メッセージサーバーとして動作する統合データベースを設定する

machine_iis の rshost プロセスが使用する rs.config ファイルを変更して、メッセージサーバーとして動作するバックエンド SQL Anywhere データベースサーバーのエントリを追加します。

[backend_farm]
id=srhttp_tutorial_farm
description=SQL Anywhere Web Services farm for tutorial
active_cookie=yes
active_header=no
enable=yes
verbosity=5

[backend_server]
id= srhttp_tutorial_server
description=SQL Anywhere Web Services server for tutorial
farm= srhttp_tutorial_farm
enable=yes
verbosity=5

%SQLANY12%\RelayServer\IIS\Bin64\Server ディレクトリから、次のコマンドラインを実行して設定の更新を適用します。
rshost -u -f rs.config
レッスン 3：メッセージサーバーとして動作する統合データベースの設定に進みます。

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