A「接続文字列」は、データベース接続を定義して確立できるように、アプリケーションから渡される一連の接続パラメーターです。一部のパラメーターは接続を開くために常に必要ですが、その他のパラメーターは単一の接続のデータベース機能を調整するために使用されます。
接続文字列は、セミコロンで区切ったリスト内の keyword=value のペアとして定義されます。次に、データベースファイル名、ユーザー ID、パスワードを指定する接続文字列フラグメントの例を示します。
DBF=myULdb.udb;UID=JDoe;PWD=token |
これらのパラメーターをデータベースに指定する方法は、Ultra Light ユーティリティから接続するか、Ultra Light アプリケーションから接続するかによって異なります。
Ultra Light のコマンドラインユーティリティでは、データベースへの接続が必要な場合に接続文字列が使用されます。
Ultra Light アプリケーションは、保管されたファイルまたはアプリケーションコード内から接続パラメーター値を読み取る Ultra Light API を使用して開発できます。ユーザー認証が不要な場合は固定接続文字列を提供できます。または、接続時にパラメーター値を提供するようにユーザーに要求します。
接続文字列は、アセンブルされると、Ultra Light ランタイムに渡されて処理されます。接続試行が検証されると、データベースへの接続が許可されます。データベースファイルが存在しないか、または認証に失敗すると、接続エラーが発生します。
認識できない接続パラメーターがあった場合は、Ultra Light でエラーが発生します。
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