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SQL Anywhere 12.0.1 » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light のパフォーマンスに関するヒント » クエリのパフォーマンスに関するヒント

 

最大ハッシュサイズの選択と設定

Ultra Light のデフォルトの最大ハッシュサイズである 4 バイトは、ほとんどの場合に適切であるように選ばれています。値を大きくしてロー ID とともに含めるデータを増やすことができます。ただし、そうすると、インデックスのサイズが大きくなり、複数ページに断片化される場合があります。この変更によって、結果的にデータベースのサイズが大きくなる可能性があります。最大ハッシュサイズが大きくなることによる影響は、テーブルに含まれるローの数によって異なります。たとえば、ローの数が少なければ、インデックスのハッシュキーは、大きくてもインデックスページに収まる可能性があります。その場合、インデックスの断片化は起こりません。

最適なハッシュサイズを選択するには、データ型、ローのデータ、データベースのサイズ (特にテーブルに含まれるローの数が多い場合) を考慮してください。

最適なハッシュサイズを選択したかどうかを確認する唯一の方法は、ターゲットデバイスで Ultra Light クライアントアプリケーションに対してベンチマークテストを実行することです。さまざまなハッシュサイズによって、アプリケーションとクエリのパフォーマンスにどのように影響するか、さらにデータベースのサイズ自体がどう変化するかを確認する必要があります。

 データ型
 ローのデータ
 データベースサイズ
 ハッシュサイズの設定
 参照