インデックスとは、1 つ以上のテーブルカラムに含まれているデータ値の順序に基づく、テーブル内のローのポインターセットです。インデックスが作成されると、データベースオブジェクトとして Ultra Light によって自動的に保持されます。Ultra Light は、クエリを最適化するときに、既存のインデックスをスキャンして、クエリで指定されているテーブルにインデックスがあるかどうかを確認します。インデックスによってより短時間でローを返すことができる場合は、インデックスが使用されます。アプリケーションで Ultra Light のテーブル API を使用している場合は、ローをスキャンする順序を決定するインデックスを指定できます。
インデックスによって、特にテーブルが大きい場合は、クエリのパフォーマンスを向上できます。クエリで特定のインデックスが使用されているかどうかを確認するには、Interactive SQL で実行プランを確認します。
また、プランを返すメソッドがある PreparedStatement オブジェクトを Ultra Light アプリケーションに含めることもできます。
Ultra Light は、次のインデックスをサポートしています。インデックスは、シングルカラムまたはマルチカラム (複合インデックス) で作成できます。LONG VARCHAR カラムや LONG BINARY カラムをインデックス付けすることはできません。
インデックス | 特性 |
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プライマリキー | 必須。ユニークキーのインスタンスです。プライマリキーは 1 つだけ持つことができます。インデックス付けされたカラムの値はユニークである必要があります。NULL は不可です。 |
外部キー1 | 省略可。インデックス付けされたカラムの値は重複していてかまいません。NULL を入力できるかどうかは、NULL を許可するようにカラムが作成されたかどうかで決まります。外部キーカラムの値は、参照されているテーブルに存在している必要があります。 |
ユニークキー2 | 省略可。インデックス付けされたカラムの値はユニークである必要があります。NULL は不可です。 |
ユニークでないインデックス | 省略可。インデックス付けされたカラムの値は重複していてかまいません。NULL を指定できます。 |
ユニークインデックス | 省略可。インデックス付けされたカラムの値が重複していてはいけません。NULL を指定できます。 |
1 外部キーは、プライマリキーまたはユニークキーを参照できます。
2 一意性制約と同じです。
インデックスを使用する場合
インデックスのタイプ
Ultra Light インデックスの追加
Ultra Light インデックスの削除
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