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SQL Anywhere 12.0.1 » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light のパフォーマンスに関するヒント » クエリのパフォーマンスに関するヒント

 

インデックスのハッシュの使用方法

「ハッシュ」の上限として特定のサイズを選択することでクエリのパフォーマンスをチューニングできます。ハッシュキーは、インデックス付けされたカラムの実際の値を表します。インデックスのハッシュの目的は、インデックスされた値を特定するためのローの検索、ロード、アンパックという負荷の高い処理を避けることです。必要なだけの実際のローデータを 1 つのロー ID に含めることで、これらの処理を回避します。

ロー ID を使用することで、Ultra Light がデータベースファイル内の実際のローデータを見つけることができます。ハッシュサイズを 0 に設定する (インデックスのハッシュを無効にする) と、インデックスエントリにはこのロー ID だけが含まれます。ハッシュサイズを 0 以外の値に設定すると、ハッシュキーも使用されます。ハッシュキーには、そのローの変換されたデータすべてまたはその一部を含めることが可能であり、ロー ID とともにインデックスのページに格納されます。

ハッシュキーに含まれるローデータの量は、次の要素によって決まります。

  • 設定した最大ハッシュサイズプロパティ。

  • カラムのデータ型に実際に必要とされるデータサイズ。

 ハッシュの例
 参照