この項では、Ultra Light の空間サポートの概要を示し、その目的、サポートされているデータ型、空間データを生成および分析する方法について説明します。
空間データのマニュアルでは、作業を行う空間参照系と空間データについての知識があることを前提としています。
「空間データ」は、定義された空間内のオブジェクトの位置、シェイプ、方向を記述するデータです。Ultra Light には、ポイント形式の空間データ用の記憶領域およびデータ管理機能が用意されており、これらの機能を使用して、地理的ロケーションに関する情報やルート指定情報などを格納できます。ポイントは、「空間型」の ST_Geometry を使用して定義します。空間データに対するアクセスと操作は、関数とコンストラクターを使用して行います。また、Ultra Light には、他の製品との互換性を確保するように設計された一連の SQL 空間関数が用意されています。
ポイントは空間内の単一の場所を定義します。ポイントジオメトリには長さまたは面積がありません。ポイントには必ず X 座標と Y 座標があります。
GIS データでは、ポイントは、通常、住所などの場所、または山などの地理的特性を表すために使用されます。
空間標準への準拠
ST_Geometry タイプ
空間データ用の関数
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2012, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 12.0.1 |