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SQL クエリには、単純なものも複雑なものもあります。クエリの性質と重要性に応じて、2 種類のクエリベンチマークテストを使用できます。
この種類のテストでは、日常的な業務においてアプリケーションによって実行される、一般的なトランザクションの代表的な文を選択してテストする必要があります。各アプリケーションにはさまざまな業務用途があるため、アプリケーションごとに異なるベンチマークテストが必要となります。たとえば、計測アプリケーションでは、1 つの基本的な INSERT 文をテストするのみですむ場合があります。一方、モバイル営業支援アプリケーションでは、複数の INSERT 文以外に、複数の SELECT 文と、必要に応じて UPDATE 文をテストする場合があります。
アプリケーションでのクエリの量によって、現実的にテスト可能な範囲が制限されます。クエリ処理が多すぎる場合は、目的の SQL ベンチマークテストの実行が制限されることがあります。
アプリケーションで多数の文を使用する場合は、必要に応じて、次の文の一部またはすべてを含めて、テストの範囲を絞ることができます。
最も頻繁に使用する文。
大量のデータを処理する文。
緊急の要件を持つ文。
アプリケーションを使用する業務状況で最も重要となる文。
最も複雑な文。たとえば、最大数のテーブルジョインが含まれる文や、多くのサブクエリが使用される文です。これらの種類の文ででは、大量のデバイスリソースが使用されることがあります。これらの文については、使用頻度が低くても、デバイスの容量を超えていないことを確認してください。
インデックスでサポートされていない文。
大量のメモリリソースを使用する文。