CustDB は簡単な販売管理アプリケーションです。CustDB は SQL Anywhere インストールディレクトリの %SQLANYSAMP12%\UltraLite\ ディレクトリにあります。
CustDB アプリケーションは、Visual Studio のソリューションとして提供されます。
サンプルプロジェクトでは、可能なかぎり環境変数を使用しています。アプリケーションを正しく構築するために、プロジェクトの調整が必要になることもあります。問題が発生した場合は、Microsoft Visual C++ のフォルダーに足りないファイルがないかどうか調べ、適切なフォルダー設定を追加してみてください。
Visual Studio を起動します。
使用する Visual Studio のバージョンに対応した、次のいずれかのプロジェクトファイルを開きます。
Visual Studio 2005 の場合は %SQLANYSAMP12%\UltraLite\CustDB\VS8
Visual Studio 2008 以降の場合は %SQLANYSAMP12%\UltraLite\CustDB\VS9
[ビルド] » [構成マネージャーの設定] をクリックしてターゲットプラットフォームを設定します。
使用するアクティブソリューションプラットフォームを設定します。
アプリケーションを構築します。
[ビルド] » [ソリューションの配置] をクリックして CustDB をビルドおよび展開します。
アプリケーションがビルドされると、リモートデバイスに自動的にアップロードされます。
Mobile Link サーバーを起動します。
Mobile Link サーバーを起動するには、[スタート] » [プログラム] » [SQL Anywhere 12] » [Mobile Link] » [同期サーバーのサンプル] をクリックします。
CustDB アプリケーションを実行します。
CustDB アプリケーションを実行する前に、custdb データベースをデバイスのルートフォルダーにコピーする必要があります。%SQLANYSAMP12%\UltraLite\CustDB\custdb.udb というデータベースファイルをデバイスのルートにコピーします。
デバイスまたはシミュレーター上で、\Program Files の下のフォルダーにある CustDB.exe を実行します。
Embedded SQL の場合、構築プロセスでは、CustDB.sqc ファイルを CustDB.cpp ファイルに変換するときに、SQL プリプロセッサー sqlpp を使用します。すべての Embedded SQL を 1 つのソースモジュールに収めることができる小規模の Ultra Light アプリケーションでは、1 つのステップで処理できるこの方法が便利です。大規模な Ultra Light アプリケーションでは、複数の sqlpp 呼び出しを使用する必要があります。
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