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iPhone と Mac OS X の開発環境は Xcode です。
Ultra Light のヘッダーファイルとライブラリを参照するには、SQL Anywhere インストールフォルダーの場所にユーザー定義のビルド設定セットを作成すると便利です。たとえば、SQLANY_ROOT を /Applications/SQLAnywhere12 に設定します。この設定を作成するには、プロジェクトエディターの [ビルド] ウィンドウ枠を開き、[ユーザ定義の設定を追加] をクリックして、名前と値を入力します。
Ultra Light のインクルードファイルが検索されるようにするには、$(SQLANY_ROOT)/sdk/include を [ユーザヘッダ検索パス] の (USER_HEADER_SEARCH_PATHS) ビルド設定に追加します。
iPhone 用、Mac OS X 用、またはその両方の Ultra Light は、以下の Mobile Link クライアントネットワークプロトコルオプションをサポートしません。
Mobile Link サーバーを使用して Mac OS X と iPhone の Ultra Light クライアントを同期させるとき、エンドツーエンド暗号化を使用するには、(PEM パブリックキーファイルではなく) パブリックキーを PEM でコード化された X509 証明書にカプセル化し、E2EE プライベートキーを指定する必要があります。E2EE プライベートキーを使用して PEM でコード化された X509 証明書を作成する場合は、証明書作成ユーティリティ createcert を使用することをおすすめします。E2EE プライベートキーを取得できたら、Mobile Link サーバーの起動時に -x オプションを使用して、キーを e2ee_private_key オプションに割り当てます。Mobile Link サーバーで Ultra Light クライアントを同期させるには、Ultra Light 同期ユーティリティ ulsync を使用して、E2EE パブリックキーを e2ee_public_key 接続オプションに割り当てます。iPhone と iPhone 以外のクライアントを同時に使用するときは、証明書からパブリックキーを抽出する必要があります。iPhone Ultra Light クライアントを作成する際に、trusted_certificate または e2ee_public_key オプションが割り当てられている場合には、Ultra Light 同期ユーティティは、iPhone 開発パッケージのメインリソースバンドル (mainBundle) の証明書を検索します。そのため、Xcode プロジェクトの Resources フォルダーに証明書をインクルードしておく必要があります。
次の標準暗号化方式はサポートされていません。
Xcode デバッガー (GDB) では、ステップスルーと longjmp() 呼び出しでのブレークがサポートされています。通常、アプリケーションでは longjmp を使用しませんが、Ultra Light ランタイムライブラリでは内部的に使用されます (エラーが通知されたときなど)。これにより、アプリケーションコードのトレース中に Ultra Light 呼び出しが出現した場合に、問題が発生することがあります。Ultra Light 呼び出しが出現して、デバッガーからエラーを受け取った場合は、プログラムを再起動して、問題のある行の後にブレークポイントを設定し、問題のある行を実行する代わりに Continue コマンドを使用します。デバッガーは次のブレークポイントで停止し、longjmp 呼び出しに関連する問題を回避ができるため、同じ効果があります。この問題が発生する可能性が最も高いのは、OpenConnection() を使用して既存のデータベースを開く場合、またはデータベースが存在しないかどうかを判別する場合です (データベースが存在しない場合、エラーが通知されます)。