作業の最初に Xcode プロジェクトを作成します。
♦ Xcode プロジェクトの作成Xcode を起動します。
[ファイル] » [新規プロジェクト...] をクリックします。
左側のリストで [iPhone OS Application] をクリックします。
[Use Core Data for storage] オプションをオフのままにして、[Navigation-Based Application] をクリックします。
[選択] ボタンをクリックし、保存場所を選択して [names] プロジェクトを保存します。
ナビゲーションベースのプロジェクトでは、アプリケーションの起動時にウィンドウにコントローラーを配置する UIApplicationDelegate、および UINavigationController の内部の UITableViewController と一緒にアプリケーションが自動的に作成されます。現在のところ、アプリケーションには、画面上部の空のナビゲーションバー、および空のテーブルビューのみがあります。テーブルに名前を表示するために、アプリケーションはデバイス上の Ultra Light データベースにデータを要求します。
Ultra Light ライブラリ用プロジェクトの設定 ♦ Ultra Light ライブラリ用プロジェクトの設定Ultra Light ライブラリを使用するには、Xcode プロジェクトを設定します。
プロジェクトウィンドウの左側で [control] キーを押したまま names プロジェクトをクリックし、[情報を見る] をクリックします。
情報ウィンドウの [ビルド] タブで、検索フィールドを使用して [ユーザヘッダ検索パス] 設定を検索し、設定をダブルクリックします。
[Finder] から、SQL Anywhere の sdk フォルダーにナビゲーションします。
include フォルダーをクリックし、[情報] ウィンドウで設定をダブルクリックしたときに開いたモーダルウィンドウにドラッグします。
[OK] をクリックします。
プロジェクトの C++ としてのコンパイルこのチュートリアルでは Ultra Light C++ API を使用します。C の型にキャストする必要がないように、ソースを C++ としてコンパイルします。
♦ プロジェクトの C++ としてのコンパイル[ビルド設定内を検索] ボックスに、コンパイルでのソースの解釈 と入力します。
[値] フィールドのオプションで [Objective-C++] をクリックします。
一部の古いバージョンの Xcode では、このプロジェクトに対してデバイスターゲットが選択されている場合にのみ、この設定が表示されます。
プロジェクト情報ウィンドウを閉じます。
プロジェクトへの Ultra Light ライブラリの追加アプリケーションで Ultra Light を使用できるようにする最後の手順として、ライブラリ自体をプロジェクトに追加します。
♦ プロジェクトへの Ultra Light ライブラリの追加[Finder] で、前にコンパイルした libulrt.a ライブラリにナビゲーションします。このライブラリは、SQL Anywhere フォルダーの ultralite/iphone に配置されています。
libulrt.a ライブラリをクリックし、Finder から ([control] キーを押したままクリックすることによってプロジェクト情報を取得できる) プロジェクトウィンドウの names プロジェクトにドラッグします。
プロジェクトファイルに、黄色のツールボックスアイコンが付いた libulrt.a がリストされます。
Ultra Light に必要なフレームワークの追加Ultra Light には、デフォルトのフレームワークに加えて、CFNetwork フレームワークと Security フレームワークが必要です。
♦ Ultra Light に必要なフレームワークの追加プロジェクトウィンドウで [names] プロジェクトの [Frameworks] フォルダーを、[control] キーを押したままクリックし、[追加] » [既存のフレームワーク] をクリックします。
Security フレームワークに移動して、[追加] をクリックします。このリストから、/Developer/Platforms/iPhoneOS.platform/Developer/SDKs/iPhoneOS3.1.3.sdk/System/Library/Frameworks/Security.framework をクリックします。
これらの手順を CFNetwork フレームワークに対して繰り返します。
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