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同期ステータスのミラーリング

ミラーリングシステムで同期モードを使用しているとき、ステータスは次の 2 つのうちいずれかです。

  • 同期しています...   ミラーサーバが接続されていないか、プライマリサーバのログページの読み込みが完了していない。同期モード非同期の場合、この値も返されます

  • 同期しました。   ミラーサーバが接続され、プライマリサーバでコミットされたすべての変更が保持されています。

パートナサーバのどれかが起動し、ミラーとして動作することになった場合、まず取得していないログページをプライマリサーバに要求します。この処理には、プライマリサーバ上で現在アクティブなログ以外のログファイルからページをコピーすることも含まれます。ミラーは、ページを受信しては、そこに含まれている変更を自身のデータベースのコピーに適用します。ミラーがプライマリからすべてのページを受信すると、プライマリとミラーは同期した状態になります。この時点以降、プライマリ上でコミットされたあらゆる変更はミラーに送信され、ミラーによって受信確認される必要が生じます。

非同期モードと非同期フルページモードでは、ミラーは上記と同様にログページを要求します。ただし、2 つのサーバが同期した状態になることはありません。ミラーがプライマリから取得できるすべてのログページを要求すると、プライマリは、ページが更新されたらすべてミラーに送信するよう通知されます。

読み取り専用スケールアウトシステムでは、コピーノードの同期ステータスは常に同期されます。