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コミットされていない操作のリカバリ (コマンドラインの場合)

dbtran ユーティリティを使用して、コミットされていない操作をリカバリし、コミットされたすべてのトランザクションをデータベースに再適用します。

前提条件

この作業を実行するための前提条件はありません。

内容と備考

場合によっては、障害発生時に完了しなかったトランザクションについての情報が必要になることがあります。データベースファイルのメディア障害からリカバリするときは、トランザクションログがそのまま残っている必要があります。

注意

トランザクションログには、障害が発生した時点までの変更が含まれている場合もあれば、含まれていない場合もあります。トランザクションログには、最後にコミットされ、データベースに変更を加えたトランザクションの終了前に発生したすべての変更が含まれます。

 ♦ タスク
  1. dbtran を実行し、トランザクションログファイルを SQL スクリプトファイルに変換します。このとき、-a オプションを指定して、コミットされていないトランザクションも含まれるようにします。

  2. 変換されたログ (SQL スクリプトファイル) をテキストエディタで編集し、必要な手順を特定します。

結果

コミットされていない操作がリカバリされます。

次のコマンドを実行すると、ログファイル sample.logchanges.sql ファイルに変換されます。

dbtran -a sample.log changes.sql

 参照