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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » SQL Anywhere データベース接続 » データベースファイルのタイプ » 追加の DB 領域の考慮事項

 

データベースファイル領域の事前割り付け (SQL の場合)

新しいデータベースファイルを作成するときに、CREATE DATABASE 文の DATABASE SIZE 句を使用してデータベースファイル領域を事前に割り付けることができます。領域の事前割り付けによって、大量データのロードのパフォーマンスを向上させることができ、データベースファイルの連続性が高まります。

前提条件

MANAGE ANY DBSPACE システム権限が必要です。

内容と備考

データベースを使用していると、データベースファイルの数が必要に応じて自然に増加します。データベースファイルを頻繁に更新していると、ディスク上のファイルが過度に断片化し、パフォーマンスが低下することがあります。また、小さい領域を多数割り付ける方が、大きい領域を 1 回で割り付けるよりも時間がかかります。変更の頻度が高いデータベースの場合は、Sybase Central または ALTER DBSPACE 文を使用して、DB 領域やトランザクションログに対し、ディスク領域を事前に割り付けることができます。

ヒント

ディスク領域を事前に割り付けてからディスク断片化解除ユーティリティを実行すると、ディスクドライブのさまざまな箇所にデータベースファイルが断片化されるのを確実に防ぐことができます。データベースファイルの断片化が進むと、パフォーマンスが低下します。

 ♦ タスク
  1. データベースに接続します。

  2. ALTER DBSPACE 文を実行します。

結果

データベースファイルの領域は事前に割り付けられます。

system DB 領域のサイズを 200 ページ増やします。

ALTER DBSPACE system
ADD 200;

system DB 領域のサイズを 400 メガバイト増やします。

ALTER DBSPACE system
ADD 400 MB;

 参照