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データベースの暗号化キーの変更

CREATE ENCRYPTED DATABASE 文を使用して、暗号化されたデータベースや、テーブル暗号化が有効になっているデータベースの暗号化キーを変更することができます。暗号化キーを変更しても、既存のファイルは上書きされませんが、新しいキーで暗号化されたファイルのコピーが作成されます。

前提条件

デフォルトでは、CREATE ENCRYPTED DATABASE 文を実行するには SERVER OPERATOR システム権限が必要です。-gu データベースサーバオプションを使用すると、必要な権限を変更できます。

 ♦ タスク
  • CREATE ENCRYPTED DATABASE 文を使用して、暗号化されたデータベースの暗号化キーを変更します。

結果

暗号化キーが変更されます。

次の例では、abc というキーで暗号化されたデータベースファイル encryptedtemp.db のコピーを作成し、そのコピーに mynewencryptedtemp.db という名前を付けて、キー abc123 で暗号化します。他のすべてのデータベース関連ファイル (トランザクションログ、トランザクションログミラー、DB 領域ファイル) も、新しい暗号化キーを使用して作成されます。

CREATE ENCRYPTED DATABASE 'C:\temp\mynewencryptedtemp.db'
FROM 'C:\temp\encryptedtemp.db'
KEY 'abc123'
ALGORITHM 'AES'
OLD KEY 'abc';

 参照