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文字セット変換とクライアント API

マルチ文字セット環境で作業する場合、文字セット変換の問題が発生すると、その問題がどこで発生したかの特定が困難である可能性があります。クライアント API で文字セット変換の問題が発生した場合は、文字セット変換を制御するデータベースと接続のオプションやプロパティを確認してください。

変換の問題が発生する可能性がある箇所は、2 つのカテゴリに分けられます。1 つ目のカテゴリは、誤ったフォーマットのデータをクライアント API に送信したことに関係します。このカテゴリの問題は、Unicode API では発生しませんが、他のすべてのクライアント API で発生する可能性があり、データは無効になります。

問題の 2 つ目のカテゴリは、最終的な文字セットまたはいずれかの中間文字セットに対応するものがない文字に関係します。この場合、置換文字が使用されます。これは損失を伴う変換と呼ばれ、どのクライアント API でも発生する可能性があります。データベース文字セットに UTF-8 を使用するようにデータベースを設定すると、損失を伴う変換を回避できます。損失を伴う変換および置換文字を参照してください。

 文字セット変換に影響するオプションとプロパティの設定
 参照
 クライアント API と文字セット変換のポイント
 参照