Kerberos 認証を有効にしようとしたり、使おうとしたりしたときに予期しないエラーが発生した場合は、データベースサーバとクライアントで追加の診断メッセージを有効にすることをおすすめします。
データベースサーバの起動時に -z オプションを指定します。または、すでに実行中のサーバのデータベースサーバメッセージログに追加の診断メッセージを表示するには CALL sa_server_option( 'DebuggingInformation', 'ON' )
を使用します。LogFile 接続パラメータを使用すると、指定したファイルにクライアント診断メッセージが書き込まれます。
LogFile 接続パラメータを使用する代わりに、-z パラメータを使用して Ping ユーティリティ (dbping) を実行することができます。-z パラメータにより診断メッセージが表示され、接続の問題の原因を特定するのに役立ちます。
現象 | 一般的な解決策 |
---|---|
「Kerberos GSS-API ライブラリをロードできません。」メッセージ |
|
「サーバ名 "server-name" の Kerberos クレデンシャルを取得できません。」メッセージ |
|
「Kerberos ログインが失敗しました。」クライアントエラー |
|
クライアントが Kerberos 認証を使用して接続しようとしてエラーが発生した場合について、次の表に示します。
現象 | 一般的な解決策 |
---|---|
「Kerberos ログインはサポートされていません。」エラーが発生し、LogFile にメッセージ「Kerberos GSS-API ライブラリのロードに失敗しました」が出力されている。 |
|
「Kerberos ログインはサポートされていません。」エラー |
|
「Kerberos ログインが失敗しました。」エラー |
|
「ログインモード 'Kerberos' は、login_mode 設定で許可されていません。」エラー |
|
"ログイン ID 'client-Kerberos-principal' はどのデータベースユーザ ID にもマップされていません。" |
|
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |