Sybase Central を使用して Kerberos ログインマッピングを作成できます。これによって、データベースサーバへの Kerberos 認証が行われるように個々のユーザが設定されます。
前提条件
Kerberos の設定について、SQL Anywhere で使用できるように設定を済ませている必要があります。SQL Anywhere のデータベースサーバとデータベースについて、Kerberos を使用できるように設定を済ませている必要があります。
データベースユーザと Kerberos プリンシパルは、常に存在している必要があります。
MANAGE ANY USER システム権限と、SELECT ANY TABLE システム権限か SYSLOGINMAP システムビューに対する SELECT 権限のどちらかが必要です。
ログインモードを変更する必要がある場合は、SET ANY SECURITY OPTION システム権限も必要です。
内容と備考
Kerberos ログインマッピングとは、コンピュータまたはネットワークにログインするユーザ ID と、データベースユーザとを結び付けるものです。
[SQL Anywhere 16] プラグインを使用してデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で [ログインマッピング] を右クリックし、[新規] » [ログインマッピング] をクリックします。
[Kerberos ログインマッピング] を選択して [次へ] をクリックします。
[データベースに接続する Kerberos プリンシパルユーザを指定してください。] フィールドに、Kerberos ログインを作成する Kerberos プリンシパルの名前を入力します。
[Kerberos プリンシパルに関連付けるデータベースユーザを指定してください。] リストで、この Kerberos プリンシパルのマッピング先となるユーザ ID を選択します。
[ログインマッピング作成ウィザード] の残りの指示に従います。
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