ODBC データソースと接続文字列を使用した接続 (管理ツール)

[接続] ウィンドウで接続文字列を指定するには、[接続文字列を使用して接続] オプションを選択します。ODBC データソースを使用し、接続時に追加のまたは異なるパラメータを指定する場合に、このオプションは便利です。

前提条件

この手順における接続文字列は、DSN 接続パラメータを使用して SQL Anywhere 16 Demo データソースに接続します。このデータソースは、データベースサーバとデータベースがまだ稼働していない場合に、データベースサーバとデータベースを起動するように設定されます。ODBC データソースがデータベースとデータベースサーバを起動するように設定されていない場合は、ユーザがこれらを起動する必要があります。たとえば、次のコマンドを実行して、サンプルデータベースを起動します。

dbsrv16 -n SampleServer "%SQLANYSAMP16%\demo.db"

内容と備考

接続文字列と ODBC データソースがどちらも同じ接続パラメータを指定する場合、接続文字列の値が使用され、データソースからの値は無視されます。

♦ タスク

Sybase Central または Interactive SQL で、[接続] ウィンドウを開きます。

データベースに接続するための情報を以下のフィールドに入力します。

[認証] ドロップダウンリストで、[データベース] をクリックします。
[ユーザ ID] フィールドにユーザ名を入力します。
[パスワード] フィールドにユーザのパスワードを入力します。
[アクション] ドロップダウンリストで、[接続文字列を使用して接続] をクリックします。

[パラメータ] フィールドで、「パラメータ=値」のペアをセミコロンで区切ったリストの形式で、接続パラメータを入力します。次に例を示します。

DSN=SQL Anywhere 16 Demo;ServerName=SampleServer

データベースサーバとデータベースが起動して、Interactive SQL はデータベースに接続します。データベースサーバの名前は SampleServer です。

注意

コンピュータシステムでは複数の SQL Anywhere データベースサーバを実行できるため、データベースへの接続時には必ず、データベースサーバ名を指定してください (ServerName=server-name)。

[接続] をクリックします。

結果

管理ツールがデータベースに接続します。

参照

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