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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » SQL Anywhere データベース接続 » SQL Anywhere データベースサーバ » SQL Anywhere のスレッド化

 

スレッド動作

スレッドの動作は、いくつかの要素によって制御されます。これらは、サーバオプションによって管理されます。すべてのプラットフォームで、これらのオプションのすべてがサポートされるわけではありません。

  • マルチプログラミングレベル (-gn サーバオプション)   -gn オプションは、データベースサーバのマルチプログラミングレベルを制御します。この値によって、同時にアクティブにできるタスクの最大数が決定されます。データベース要求ごとに、少なくとも 1 つのタスクが作成されます。クエリ内並列処理が関連する場合は、複数のタスクが作成されることもあります。また、サーバは、内部的な処理を行うために臨時にタスクをスケジュールすることもあります。サーバ内にあるタスクの数がマルチプログラミングレベルを超えると、未処理のタスクは、現在実行中のタスク (アクティブなタスク) が完了するのを待機します。

  • 内部実行スレッドあたりのスタックサイズ (-gss サーバオプション)   -gss オプションを使用して、データベースサーバのワーカあたりのスタックサイズを設定できます。-gss オプションによって、データベースサーバ内の各ワーカに必要なアドレス領域を減らすことができます。これは、メモリが限られている環境で役立ちます。

  • プロセッサの数 (-gt サーバオプション)   -gt オプションは、データベースサーバが使用するプロセッサの数を制御します。

  • プロセッサの同時実行性 (-gtc サーバオプション)   -gtc オプションは、データベースサーバが使用する論理プロセッサ (コア) の数を指定します。

 プロセッサの使用とスレッド処理の例
 参照