スレッドの動作は、いくつかの要素によって制御されます。これらは、サーバオプションによって管理されます。すべてのプラットフォームで、これらのオプションのすべてがサポートされるわけではありません。
マルチプログラミングレベル (-gn サーバオプション) -gn オプションは、データベースサーバのマルチプログラミングレベルを制御します。この値によって、同時にアクティブにできるタスクの最大数が決定されます。データベース要求ごとに、少なくとも 1 つのタスクが作成されます。クエリ内並列処理が関連する場合は、複数のタスクが作成されることもあります。また、サーバは、内部的な処理を行うために臨時にタスクをスケジュールすることもあります。サーバ内にあるタスクの数がマルチプログラミングレベルを超えると、未処理のタスクは、現在実行中のタスク (アクティブなタスク) が完了するのを待機します。
内部実行スレッドあたりのスタックサイズ (-gss サーバオプション) -gss オプションを使用して、データベースサーバのワーカあたりのスタックサイズを設定できます。-gss オプションによって、データベースサーバ内の各ワーカに必要なアドレス領域を減らすことができます。これは、メモリが限られている環境で役立ちます。
プロセッサの数 (-gt サーバオプション) -gt オプションは、データベースサーバが使用するプロセッサの数を制御します。
プロセッサの同時実行性 (-gtc サーバオプション) -gtc オプションは、データベースサーバが使用する論理プロセッサ (コア) の数を指定します。
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