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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » SQL Anywhere データベース接続 » データベース接続 » ODBC データソース

 

ODBC データソースの作成 (dbdsn ユーティリティを使用する場合)

ODBC データソースを作成するには、dbdsn ユーティリティを使用します。

前提条件

この作業を実行するための前提条件はありません。

内容と備考

Windows では、システムデータソースは、コンピュータシステムのすべてのユーザと Windows サービスが使用できます。ユーザデータソースは、作成対象となったユーザのみ使用できます。dbdsn ユーティリティではファイルデータソースは作成できません。ファイルデータソースを作成するには、ODBC データソースアドミニストレータを使用してください。

Linux システムやその他の Windows 以外のシステムでは、dbdsn ユーティティを使用して ODBC データソースを作成できます。

注意
  • 64 ビット Windows でのシステムデータソースの作成   システムデータソースは、コンピュータシステムのすべてのユーザと Windows サービスが使用できます。64 ビットバージョンの Windows では、64 ビットアプリケーション用と 32 ビットアプリケーション用の 2 つのシステムデータソースが Windows レジストリに維持されています。32 ビットアプリケーションにアクセスできるシステムデータソースを作成するには、32 ビット dbdsn ユーティリティ (SQL Anywhere インストールディレクトリの bin32 サブディレクトリにある) を実行する必要があります。接続の問題を避けるため、64 ビットと 32 ビットの両方のシステムデータソースを作成して、両方をまったく同じ設定にすることをおすすめします。

  • 64 ビット Windows でのユーザデータソースの作成   ユーザデータソース定義は、Windows レジストリの一部として保存され、システムに現在ログインしているユーザの設定が保存されます。64 ビットバージョンの Windows では、コンピュータのユーザごとに 1 セットずつのユーザデータソースが Windows レジストリに管理されています。ユーザデータソースを作成するには、dbdsn ユーティリティの 32 ビットと 64 ビットのどちらのバージョンも使用できます。このデータソースは、一致する ODBC ドライバがインストールされているかぎり、64 ビットと 32 ビットのどちらのクライアントアプリケーションでも使用できます。

警告

ユーザ ID、パスワード (暗号化の有無は不問)、データベースキーをデータソースに保存することはおすすめしません。

 ♦ タスク
  • コマンドプロンプトからデータソースユーティリティ (dbdsn) を実行します。

結果

ODBC データソースが作成されます。

次のコマンドはサンプルデータベースの ODBC データソースを作成します。コマンドは、1 行に入力する必要があります。

dbdsn -w "My DSN" -c "DBF=$SQLANY16/demo.db"

 参照