データベースファイルは、複数のページ、つまり、ハードディスクの一定サイズの領域で構成されています。「チェックポイントログ」は、データベースファイルの末尾にあり、system DB 領域に保存されます。セッション中とセッションの最後には必要に応じてチェックポイントログにページが追加され、チェックポイントの使用履歴がデータベースに格納されます。この履歴は、以降のセッションのチェックポイントログに適切なサイズを決定するために使用されます。
データベースサーバでは、ページが更新される (「ダーティ」になる) 前に次の処理が実行されます。
ページがメモリに読み込まれ、データベースキャッシュ内に格納されます。
元のページのコピーが作成されます。これらのコピーされたページを「チェックポイントログ」と呼びます。
ページに加えた変更は、キャッシュ内のコピーに適用されます。パフォーマンス上の理由から、ページはすぐにはディスクのデータベースファイルに書き込まれません。
キャッシュが満杯になると、変更されたページはディスクに書き込まれます。チェックポイントログのコピーは変更されません。
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