一般に、バックアップには、フルバックアップとインクリメンタルバックアップを組み合わせて使用します。バックアップを作成する頻度は、データの重要性、データが変更される頻度などの要因によって異なります。
一般的には、週ごとにフルバックアップを行い、1 日 1 回トランザクションログのインクリメンタルバックアップを実行するというスケジュールから始めます。フルバックアップとインクリメンタルバックアップのどちらについても、オンライン (データベースの稼働中) またはオフラインで、サーバ側またはクライアント側で実行できます。
バックアップのスケジュールによってどの種類の障害からデータを保護できるかは、バックアップのスケジュールの頻度だけでなく、データベースサーバの運用方法によっても異なります。
フルバックアップを複数保管してください。また、火事、洪水、地震、盗難、その他の破壊行為に備えて、フルバックアップのコピーをオフサイトに保管してください。
SQL Anywhere のイベントスケジュール機能を使用して、スケジュールした時刻に自動的にオンラインバックアップを実行できます。
以前のバックアップに上書きする形でバックアップを作成すると、バックアップの最中にメディア障害が発生した場合、バックアップは失われてしまいます。
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