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メディア障害リカバリ

データベースが使用できなくなった場合、データベースの「障害」が発生しています。SQL Anywhere では、次の種類の障害に対する防護策を備えています。

障害の種類 説明
メディア データベースファイルまたはトランザクションログが使用できない状態を指します。この種類の障害は、データベースファイルを格納しているファイルシステムまたはデバイスが使用できなくなった場合や、ファイルが破損した場合などに発生します。バックアップによって、メディア障害からデータを保護できます。
  • データベースファイルまたはトランザクションログファイルが保存されているディスクドライブが使用できなくなった。

  • データベースファイルまたはトランザクションログファイルが破損した。これはハードウェアまたはソフトウェアの問題によって発生することがあります。

システム

システム障害は、トランザクションの途中で、コンピュータまたはオペレーティングシステムが停止した場合に発生します。この種類の障害は、正しい手順でコンピュータを終了または再起動しなかったり、他のアプリケーションによってオペレーティングシステムが停止したり、停電した場合に起こる可能性があります。

システム障害が発生した後、次にデータベースを起動するときに、データベースサーバは自動的にリカバリします。システムエラー以前にコミットされたトランザクションの結果は保存されます。システム障害の前にコミットされていなかったトランザクションによる変更はすべてキャンセルされます。

  • トランザクションが完了していないときに、停電やオペレーティングシステムの停止、またはコンピュータの不適切な再起動が原因で、コンピュータまたはオペレーティングシステムが一時的に使用できなくなった。


データベースファイル上のメディア障害からのリカバリ
トランザクションログミラーのメディア障害からのリカバリ
ミラーされていないトランザクションログのメディア障害からリカバリする