SQL Anywhere データベースサーバを起動し、データベースサーバメッセージウィンドウを表示して、データベースサーバについての情報を確認します。
前提条件
このレッスンでは、このチュートリアルの開始時に、権限のセクションで一覧されているロールと権限を持っていることを前提としています。 チュートリアル:サンプルデータベースへの接続
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力してデータベースサーバを起動し、-n サーバオプションを使用してデータベースサーバ名を demo16 に設定し、サンプルデータベースに接続します。
dbsrv16 -n demo16 "%SQLANYSAMP16%\demo.db" |
Windows の場合、データベースサーバはシステムトレイにアイコンとして表示されます。サンプルデータベースを実行しているデータベースサーバは正常に起動しています。ただし、データベース内のデータを表示したり操作したりすることはまだできません。SQL Anywhere データベースサーバのアイコンが単に表示されているだけです。
システムトレイで SQL Anywhere データベースサーバアイコンをダブルクリックして、データベースサーバメッセージウィンドウを表示します。
データベースサーバメッセージウィンドウには、次の情報が表示されます。
サーバ名 タイトルバーに表示されている名前 (この例では demo16) が「サーバ名」です。このチュートリアルでは、-n サーバオプションを使用してサーバ名を割り当てました。サーバ名を指定しない場合は、最初に起動されたデータベースの名前になります。この名前は、アプリケーションがデータベースに接続するときに使用します。
バージョンとビルド番号 サーバ名に続く数字 (16.0.0.1403 など) は、バージョン番号とビルド番号です。バージョン番号は SQL Anywhere の特定のリリースを表し、ビルド番号はコンパイル済みソフトウェアの特定のインスタンスを表します。
起動情報 データベースサーバは、起動時に、データベース要求を処理するときに使用するメモリを別に設定します。これを「キャッシュ」と呼びます。キャッシュメモリの量は、このウィンドウに表示されます。キャッシュは固定サイズの「ページ」で構成されていますが、このページのサイズもウィンドウ内に表示されます。この例では、起動時のキャッシュサイズとページのサイズはデフォルト値になっています。このチュートリアルの場合も含め、多くの場合デフォルトの起動オプションが適しています。
データベース情報 データベースファイルの名前とそのトランザクションログファイルがウィンドウに表示されます。
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