監視サーバとしてコピーノードを使用する

読み取り専用スケールアウトシステムを含むミラーリングシステムの監視を実行する、新しいデータベースサーバを作成したくない場合は、1 つのサーバをシステムのコピーノードおよび監視の両方として動作するように設定することができます。

前提条件

MANAGE ANY MIRROR SERVER システム権限が必要です。

このタスクでは、データベースのコピーのバックアップを作成します。選択するバックアップ方法に応じて、その方法に対して適切な権限を参照してください。

♦ タスク

監視サーバにもしたいコピーノードを停止します。

次のオプションのうちの 1 つを選択してください。

オプションアクション

監視サーバを既存のコピーノードに追加する

-xf および -xa データベースサーバオプションを使用してコピーノードを起動します。次に例を示します。

dbsrv16 -n scaleout_child_demo -su sql -x "tcpip(PORT=6873)" -xf "c:\scaleoutdemo\copynode\arbiter.state" -xa "AUTH=abc;DBN=scaleoutdemo" "c:\scaleoutdemo\copynode\scaleoutdemo.db" -xp on

監視サーバの定義を作成して、その名前がミラーリングシステムのどのデータベースサーバの名前とも一致しないようにします。CREATE MIRROR SERVER 文を実行します。次に例を示します。

CREATE MIRROR SERVER myarbiter 
AS ARBITER
connection_string = 'SERVER=scaleout_child_demo;HOST=localhost:6873';

コピーノードを既存の監視サーバに追加する

既存の監視サーバを停止します。
プライマリサーバに接続し、既存の監視ミラーサーバ定義を削除します。

プライマリサーバから異なる名前の (ただし connection_string にある実際のサーバ名を持つ) 新しい監視ミラーサーバ定義を作成します。次に例を示します。

CREATE MIRROR SERVER newarbiter 
AS ARBITER
connection_string = 'SERVER=actual_server_name;HOST=arbiter_host:6870';

ミラーされるデータベースのバックアップを取り、コピーノードが実行されるコンピュータ上にコピーします。
監視サーバを再起動しますが、mirrored.db がミラーされるデータベースの名前になっている、サーバコマンドに mirrored.db -xp ON を含めます。

結果

監視サーバもスケールアウトコピーノードで実行されます。

例

たとえば、次のサーバ定義を使用するミラーリングおよび読み込み専用スケールアウトシステムに、TheArbiter という名前のデータベースサーバはありません。

CREATE MIRROR SERVER "scaleout_child" 
AS COPY 
connection_string = 'SERVER=scaleout_child;HOST=winxp-2:6878';
CREATE MIRROR SERVER "TheArbiter"
AS ARBITER 
connection_string = 'SERVER=scaleout_child;HOST=winxp-2:6878';

参照

DocCommentXchange で意見交換できます