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自動キャッシュ増加機能の上限となる最大キャッシュサイズを設定します。
dbsrv16 -chx { size[ k | m | g | p ] } ...
最低でも 512 MB のアドレス領域が、キャッシュ以外の使用に確保されます。
Windows、UNIX
-chx オプションを使用して 32 ビットサーバで大きなキャッシュサイズを設定する場合は、必ずテストを行って、アドレス領域をさらに使用しても、サーバアドレス領域を使用する下記のような他のコンポーネントに影響を及ぼさないことを確認してください。
サイズの大きいキャッシュが必要な場合は、64 ビット版のオペレーティングシステムで 64 ビット版のデータベースサーバを使用することをおすすめします。
最低でも 512 MB のアドレス領域をキャッシュ以外の使用に確保するため、通常、32 ビットのデータベースサーバではキャッシュサイズが制限されます。確保される最大キャッシュサイズからキャッシュ以外に使用するアドレス領域を差し引いたサイズを指定する場合は、-chx オプションを使用します。サイズの大きいキャッシュを使用すると、データベースサーバが不安定になる可能性があります。このオプションの使用には十分注意してください。
サポートされる最大キャッシュサイズは、オペレーティングシステムによって異なります。次に例を示します。
2.5 GB - Windows 32 ビット Advanced Server、Enterprise Server、Datacenter Server、Vista
3.5 GB - Windows x64 Edition 上の 32 ビットデータベースサーバ
1.5 GB - その他すべての 32 ビット Windows オペレーティングシステム
Windows Mobile の場合、キャッシュサイズは使用可能な物理メモリによって制限される
64 ビットのデータベースサーバの場合、キャッシュサイズは無制限と見なされる
size には、メモリ容量をバイト単位で指定します。単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ k、m、または g を使用してください。
単位 p は、物理システムメモリと最大キャッシュサイズのうち、いずれか小さい方のパーセンテージを表します。p の代わりに % も使用できますが、Windows ではほとんどの場合 % を環境変数のエスケープ文字として使用するため、% 文字をエスケープする必要があります。
-chx オプションを使用して 64 MB 未満の最大キャッシュサイズを指定することもできますが、そうしたサイズの最大キャッシュの使用はおすすめできません。