CREATE DECRYPTED DATABASE 文を使用して、データベースを復号化することができます。この文では、ファイルのコピーを作成 (復号化形式で) します。元のデータベースファイルは上書きしません。
前提条件
デフォルトでは、CREATE DECRYPTED TABLE DATABASE 文を実行するには SERVER OPERATOR システム権限が必要です。-gu データベースサーバオプションを使用すると、必要な権限を変更できます。
暗号化しようとしているデータベースは実行中でないことが必要です。
内容と備考
リカバリが必要なデータベースがあり、テクニカルサポートに送信するために復号化する場合は、CREATE DECRYPTED FILE 文を使用します。トランザクションログ、トランザクションログミラー、DB 領域ファイルなどのデータベース関連ファイルもすべてこの文を使用して復号化します。
Interactive SQL で、復号化するデータベース以外のデータベースに接続します。
CREATE DECRYPTED DATABASE 文を実行します。
例
最初の文では、temp.db の AES256 で暗号化されたコピー encryptedtemp.db を作成します。2 番目の文では、encryptedtemp.db の復号化されたコピー decryptedtemp.db を作成します。
CREATE ENCRYPTED DATABASE 'C:\temp\encryptedtemp.db' FROM 'C:\temp\temp.db' KEY 'abc' ALGORITHM 'AES256'; CREATE DECRYPTED DATABASE 'C:\temp\decryptedtemp.db' FROM 'C:\temp\encryptedtemp.db' KEY 'abc'; |
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