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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere サーバ データベース管理 » データベースのモニタリング

 

SQL Anywhere モニタ

SQL Anywhere モニタは、SQL Anywhere データベース (読み込み専用スケールアウトシステムとミラーリングシステム内のデータベースを含む)、Mobile Link サーバ、Mobile Link サーバファーム、Relay Server ファームの正常性や可用性に関する情報を示すブラウザベースの管理ツールであり、単に「モニタ」とも呼ばれます。

モニタには次の機能があります。

  • データの常時収集   他の多くの管理ツールとは異なり、SQL Anywhere モニタは、ユーザがブラウザでログインしていない時も含め、メトリックを常時収集します。また、シャットダウンされるまでメトリックの収集を続けます。

  • 電子メールによる警告の通知   メトリックが収集されると、モニタでは、収集したメトリックを検証し、リソースの異常を示す状況を検出した場合に、警告の電子メールを送信します。

  • ブラウザベースのインタフェース   いつでもブラウザを使用してモニタにログインし、収集された警告やメトリックを表示できます。

  • 複数のデータベース、Mobile Link サーバ、Mobile Link サーバファーム、Relay Server ファームのモニタリング   1 つのツールで、同一または異なるコンピュータで実行されている複数のリソースを同時にモニタリングできます。

  • パフォーマンスへの影響を最小化   モニタリングによってパフォーマンスが低下することはないため、開発環境や運用環境でモニタを日常的に使用できます。

モニタは、次のタスクを担当するユーザを、そのユーザがデータベース管理者かどうかに関係なく支援するよう設計されています。

  • データベース、Mobile Link サーバ、または Relay Server ファームがネットワークに接続されていることを確認する。

  • データベース、Mobile Link サーバ、または Relay Server ファームに十分なディスク領域またはメモリがあることを確認する。

  • ユーザがブロックされていないこと、またはクエリの実行に長時間かかっていないことを確認する。

  • 所定の期間内に Mobile Link サーバが実行した同期の回数を確認する。

  • Relay Server がトラフィックを送る準備ができたことを確認する。

  • Relay Server ファームのトラフィック量、スループット、失敗率を確認する。

 参照

モニタのアーキテクチャ
モニタを使用するためのクイックスタート
モニタの起動
モニタの停止
モニタにリモートでログイン
モニタからのログアウト
ダッシュボード
モニタの [管理] ウィンドウ
リソース
メトリック
モニタのユーザ
警告
モニタのバックアップ
モニタがインストールしたデータベースオブジェクトのリスト
モニタ Production Edition
モニタのアップグレードおよびリソースとメトリックの移行
モニタ通信のセキュリティ
モニタのトラブルシューティング
チュートリアル:モニタによるリソースのモニタリング