SQL Anywhere は、データベースに対して、次に示す事前定義の DB 領域を使用します。
DB 領域 | 名前 |
---|---|
メインデータベースファイル | system |
テンポラリファイル | temporary または temp |
トランザクションログファイル | translog |
トランザクションログミラー | translogmirror |
これらの名前を使用して、ユーザ定義の DB 領域を作成することはできません。また、事前定義の DB 領域を削除することはできません。
事前定義の DB 領域と同じ名前が付いたユーザ定義の DB 領域が含まれる、10.0.0 以前のバージョンのデータベースをアップグレードすると、SQL 文でのこれらの DB 領域へのすべての参照は、事前定義の DB 領域ではなく、ユーザ定義の DB 領域を参照していると見なされます。事前定義の DB 領域を参照するように設定するには、ユーザ定義の DB 領域を削除するか、ユーザ定義の DB 領域の名前を変更して事前定義の DB 領域とは別の名前を指定する方法しかありません。
ALTER DBSPACE 文は、事前定義の DB 領域の名前をサポートしているため、これらに対して領域を追加できます。
DB_EXTENDED_PROPERTY 関数も、事前定義の DB 領域の名前を受け入れます。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2013, SAP AG or an SAP affiliate company. - SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 |