トラブルシューティング：接続文字列のテスト方法 (dbping)

接続のトラブルシューティングには dbping ユーティリティを使用します。

-c オプション付きで dbping ユーティリティを使用すると、接続文字列パラメータをテストできます。デフォルトでは、dbping はデータベースには接続せず、サーバに接続するだけであり、サーバを起動しません。dbping ユーティリティに -d オプションを使用すると、必要に応じて、データベースに接続して、データベースサーバを起動します。

例

たとえば、demo16 という名前のパーソナルサーバがサンプルデータベース (コマンド dbeng16 -n demo16 "%SQLANYSAMP16%\demo.db" で実行可能) を実行しているとします。ローカルコンピュータ上で demo16 という名前のデータベースサーバが実行中であり、demo という名前のデータベースが実行されている場合、次のコマンドは ping が成功したことを示すメッセージを返します。

dbping -d -c "Server=demo16;DBN=demo;UID=DBA;PWD=sql"

次のコマンドは、demo16 という名前のデータベースサーバが demo という名前のデータベースと一緒に実行中かどうかをテストして確かめ、実行中でない場合はサーバとデータベースを起動します。

dbping -d -c "Server=demo16;DBN=demo;DBF=c:\sa16\samples\demo.db;ASTOP=no;UID=DBA;PWD=sql"

次のコマンドは、デフォルトポート 2638 の Waterloo という名前のコンピュータでデータベースサーバを検出できるかどうかをテストします。

dbping -c "Host=Waterloo"

次のコマンドは、デフォルトデータベースサーバが現在のコンピュータ上で実行中であるかどうかをテストします。

dbping

参照

DocCommentXchange で意見交換できます