テンポラリファイルを保存するディレクトリを指定します。
dbsrv16 -dt temp-file-dir ...
すべてのサーバおよびオペレーティングシステム (UNIX 上の共有メモリ接続を除く)
データベースサーバでは、次の 2 種類のテンポラリファイルが作成されます。
データベースサーバ関連のテンポラリファイル (すべてのプラットフォームで作成) -dt オプションでは、データベースサーバ関連のテンポラリファイルを保存するディレクトリを指定できます。このオプションを指定しないでデータベースサーバを起動すると、データベースサーバは以下の環境変数をこの通りの順序で調べ、テンポラリファイルの保存先とするディレクトリを決定します。
Windows/UNIX |
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これらの環境変数がいずれも定義されていない場合、テンポラリファイルは、Windows の場合は現在のディレクトリ、UNIX の場合は /tmp ディレクトリに作成されます。
Windows Mobile では、TempFolder レジストリキーエントリによってテンポラリファイルのディレクトリが決定されます。これが定義されていない場合は、\Temp が使用されます。このディレクトリが存在せず、作成できない場合は、現在のディレクトリが使用されます。
通信関連のテンポラリファイル (クライアントとデータベースサーバの両方に対して UNIX のみで作成) UNIX では、通信関連のテンポラリファイルは -dt で指定されたディレクトリには保存されません。その代わりに、データベースサーバは以下の環境変数をこのままの順序で調べ、テンポラリファイルの保存先にするディレクトリを決定します。
Unix |
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これらの環境変数がいずれも定義されていない場合、テンポラリファイルは UNIX では /tmp ディレクトリに作成されます。
UNIX では、共有メモリを介して接続する場合、クライアントとデータベースサーバの両方で SATMP を同じ値に設定する必要があります。
データベースサーバ関連のテンポラリファイルの場所を特定するには、DB_PROPERTY システム関数で TempFileName プロパティを使用します。
SELECT DB_PROPERTY ( 'TempFileName' ); |
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